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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

ビジンさん

2012年10月31日 | 独言


スーパーで98円で買ったしめじが・・・


つるっとした膚で、
きめ細かく同じ方向へ伸びていて、なんだかとても美しかった


美しくないですか??



何かに似てるなあと思ったら、ムーミンのニョロニョロでした。


台所であーでもない、こーでもない、と
ライトを当てたり、マクロ撮影にしてみたり、
しめじ相手に写メで格闘するオンナ、ハギコ。






晩秋の読書がたり

2012年10月30日 | 読書
しをんちゃんの『まほろ駅前番外地』(文春文庫)読了。
予想通り面白くて、すぐに読み終わってしまった。
なんだろう、この若干30代にして、人生の機微のひだまで心得たような、
人と人との関係の描き方。
ほろ苦いけど暖かいです。
子どもが巣立った後の老夫婦の日常やお互いの愛情のあり方なんぞは
アナタは経験者ですかってくらいの細やかさ。
多田と行天も絶好調。
でも最後はそれぞれの孤独とか隔世感を再登場させていて、
二人がもともと持っていた危うさなどを匂わせたまま終わりました。

コレ、続きが出そうな雲行き。嬉しいな。
しをんちゃん、楽しんで書いているような気がします。
(特に行天)
「自分VS自分以外の(幸せそうな)世間一般」みたいな対立構造は
誰の中にもあるものなのだと思うので、
最後の章の彼らの、どーにも所謂「世間一般の幸せ」とされていることには
入っていけない的な取り残され方は、誰しも既視感みたいなものを持って
共感できるんじゃないかなあと思いました。

やっぱりこの作家さん、好きだなあ。

因みに、多田と行天の関係は、さすが腐女子漫画好きの「しをんちゃん」だと
思います。
流石に世間一般の皆様が目にするような小説で絡ませるようなことはないけれど(失礼)
プラトニックな(そしてもちろん本人たちも意識していない)お互いへの愛情、と
深読みできないこともない。
仏果を得ず』(双葉文庫)の、文楽に情熱を注ぐお兄さんたちの関係も
何となく女子が入っていきにくいようなアツさとお互いへの愛情が見られます。
爆裂エッセイで、腐女子っぷりをカミングアウトしている「しをんちゃん」の
嗜好というか裏意図みたいなものが透けて見えるようで、ニヤニヤします。

まあ、お年ごろの女子には、男子がつるんで何か企んでおもしろがったりしている
様子は、入っていけない分マバユく映るもんではありますよね。
(な、懐かしい感じだ。)


少し前に読み終わった、佐野洋子さんもよかったです。

整形することについての違和感を先日ここで紹介しましたが、
佐野さんはこの本を書いていた頃北軽井沢の辺りにお住まいだったよう。
地元に住む友人知人たちが、畑で採れた梨や森に採りに行ったきのこなど
地産のものを佐野さんにお土産として持ってきてくれるのだが
(因みに「お土産とはまさに『土から産まれたもの』なんだな、と佐野さんは
言っている)
佐野さんは彼らに対して返す品物を「金で買う」。

「私は、梨のお礼にじゃがいもを送った。土地の産物ではあるが、
私がもらうもの、私が人にあげるものは全て、金で買うものである。そして
金を得るために私は一生を費やして来た。
 ほとんどの人間は、ことに都市生活者は似たりよったりだろう。この村で
生活していても私は金でしか生きられない。」
(『神も仏もありませぬ』ちくま文庫 「金で買う」より抜粋)

この人のエッセイは、日常で見落としていることとか目を向けないでいることに
ついて改めて「あ、そうか」と共感を持って気づかせてくれるところがいいなと
思います。
飾っていないし、すごく人間くさい。
かっこつけなくても別にいいんだよな、と力が抜けます。

「金で買う」ことでしか生きられない佐野さんは、
それでも自分はそうやって生きてきたし、そうやってでしか生きられなかった。
「私だって、私なりに一生懸命だったわけ。仕方ないわよね。」
「オウ、何か文句あっか。私はアライさん夫婦(註・お土産をくれる土地の人)に
めぐり逢うように神様がとりはからってくれたんよ。神様にえこひーきされてるのよ。
オウ、文句あっか。
 しかし、私はその恩恵をどうやって返したらよいのかわかんない。
神様、ありがとうございます。」
《前出「金で買う」より》

拗ねてるようでいて、純粋で素直な感性に、なんだか泣けてくる。
この人も好きだなぁと思う。

改めて自分の生活を考えると、
あれが足りないこれもないっていっつも言っているような気がするけど、
雨風凌げる屋根がある自分の家があって、
毎日食いっぱぐれない食べ物に恵まれて、
なんにもできない私でも雇ってくれたりお金を出してくれる会社や団体があるって
だけで、他に何が不足なんでしょうね。

「人生は大いなる暇つぶし」と豪語し、
暇つぶしなんだから、大きなことをしなくちゃ楽しくない、と、
安定感のある出版社を辞めて自分で会社を興し、今、散々苦労をしている
先輩を思い出した。
もともと連絡が取りにくい人ではありましたが、最近ますます連絡が取れない。
元気かなあ。

或いは、どこかのお坊さんの言と記憶してますが、
駅の人ごみでぶつかって謝りもしないおじさんも、
街で見かけるマナーの悪い人たちも、
さまざまな理由で「許せない」と思うような人たちも、
最後は自分と同じように、必ずみんな死んでいくと考えると
誰に対しても愛しみを感じ優しくなれる・・・
とかね。
そんなものかなあ、と、その境地に到る自信は今んとこ全くないが、
佐野さんの本を読むと、そのお坊さんのおっしゃったことが
10%くらい腑に落ちたような気になりました。
それでもたった一割。
まったくもって修行が足りん。


・・・と、やっぱり読書は秋に限りますね。
日に日に冷え込んでいく陽気は、外に出よう!というよりは
中で本を読もう、という気持ちにさせられる。

『風は山河より』(宮城谷昌光 著 新潮文庫)も3巻に突入。
定則さまが既に剃髪してらっしゃるわっ!!どゆこと
新潮文庫のYonda?CLUBは妹に教えてもらって、応募マークをかき集めて、
以前はYondaPANDAちゃんのエコバッグをもらったけど、
今のグッズは・・・・
なんかそそられない。
でも一応集めといた方がいいかな、応募マーク。


今日は晩秋らしい曇りがちなお天気でした。
本の話題に終始するのがふさわしい感じの1日。
















アップ終了?

2012年10月29日 | 独言
秋のお花畑。


サルビアって、美術の時間に写生したなあ。
あ、小学校の時だったから、美術じゃなくて図工か。

どーでもいい


なんか、巷ではほんとにハロウィンが流行っていませんか??

私の周りだけですかねー。
因みに
こないだハロウィングッズが全面に押し出ていた駅前の100円ショップは
もうクリスマスグッズになっていた。

まあ、なんというか、アレですね。
つまり商業戦線としては、お月見以降クリスマスまでは
目玉になるイベントがあんまりないですからね。
って、お月見が目玉級イベントなのかどうかは知りませんが、
ちょうど間を埋める且つ子どもが楽しめるってことでは、
雰囲気で楽しむのはちょうどいいのかもね。

「西洋のお盆」という説明をどこかで聞いた覚えがありますが。
おやつももらったし、ま、いっか。


昨日の夜、高齢じゃなくて恒例のコーチ女子会を開催。
仲間の一人からもらったのでした。
わぁいわぁい
おとなのおねいちゃんからおかしをもらえるって
うれちいな。
ありがとう!!

毎回ですが、コーチ女子会はもちろん今回も盛況。


も~~愛してるぜ、キミたち!!また頑張ろうぜ!!!

(こういう料理が出てきた。宮崎地鶏を焼いた鉄板の残った脂で
チャーハンを作ってくれるサービス。通いつめたいくらい何でも美味しい
宮崎料理店です。ご興味のある方は→塚田農場


ということで、
息抜き&準備期間は終了。
また明日から目を釣り上げて、コーチモードに入ります
つ、つかれんのよ、これも結構。

















堪能中

2012年10月28日 | 独言
東京駅「駅ナカ」にあるあわ家惣兵衛さんで買った
ハロウィンどら焼き。




包装の絵がカワイイ!!




中はパンプキン餡+生クリーム。
うう、ものすごいそそられる。



どら焼きの甘い皮とめっちゃ合いました。
美味しかったです。


ということで、ハロウィンめっちゃ堪能してるやんけ。
と自分に突っ込む。
昨日は仮装した子供たちと道ですれ違いました。


佐野洋子さん読了。
すごくよかった。
やっぱりこの人、好きだ。

***********************

お天気が悪いので、遠出の予定をすべてキャンセルして久々に
テレビを点けてみたら、全日本大学女子駅伝をやってた。

大学生の女の子たちが仙台のものすごい坂を、歯を食いしばって登ったり
降りたりしてる姿は、涙なしでは見られませぬ。
最初から最後まで涙。なんでだ

自分が同じ年頃の大学生女子に関わっているからでしょうね。
でも男子の駅伝で有名な大学って、女子はあまり強くないのね。


女性のアナウンサーが中継に関わっていました。
お、と思って聞いていたら、結構噛むんだな、コレが。
キミが頑張らにゃ!!
女子アナはもっとスポーツ中継に関わって行っていいんだからさ!!








読書は楽し

2012年10月26日 | 読書
わわわ、
私の新八郎(定則)さまがもうご隠居してしまうー!

引き続き『風は山河より』話題。

隠居ったってまだ新八郎さまは45歳。
昔の日本人の寿命は短かった。14、15で家同士のつながりのために
婚姻を結ぶのはしょっちゅう。
戦国武将は生き急いだのよね。

で、いま漸く織田信秀(信長の父)や今川義元が台頭してきたところ。
これからが面白い!早く続きを読みたいよ!!と、
本屋に走ったのに。


うおお!←
しをんちゃんの『まほろ駅前番外地』が、文庫本になってる!!(文春文庫)
待ってたのー!!!

先日帰福した折に(浪江焼きそば食べに行ったとき)、妹と、
「しをんちゃんの『まほろ駅前多田便利軒』が映画化されるね」と
話題にしておった。
(何度も言いますが、私と妹は作家の三浦しをんさんを「しをんちゃん」呼ばわり
するほどの大ファン)
キャスティングに瑛太と松田龍平を持ってきたのは、なかなかいいよね、と
二人でうんうん頷きあっていたのですが(変な姉妹)、
こっちの『番外地』は、来年1月からテレ東系列で、同じキャスティングで
ドラマ化されるのね。
見ようかなー
どうしようかなー
来年はNHK大河ドラマも見なくちゃならないから←会津の新島八重のお話だもの、
ちょっと忙しくなっちゃうなー

映画見てから決めよう。
でも瑛太が多田で松田龍平の方が行天なのね。
逆の方がいいような気もするけど。

って、こっちの話です。
どうでもいいですか。にゃはは


ということで、
新八郎さまや織田信秀そっちのけで、しをんちゃんの文庫本を購入決定。
新八郎さま、ちょっと待っててね


今、並行して佐野洋子さんのエッセイも読んでるんだけど、
この人も好きだなあ。
ある日、佐野さんは『ビューティーコロシアム』(ってテレビ番組、昔
ありましたよね。積極的に生きたい、という女性を整形して「人生を
お手伝いする」というテーマだったように思います)を「ギーッと」見て、
当時の佐野さんと同じくらいの歳の女性が整形をして、
また恋をしたい、と言うのを聞いて、

「日本中死ぬまで現役、現役とマスゲームをやっている様な気がする。
いきいき老後とか、はつらつ熟年とか印刷されているものを見ると
私はむかつくんじゃ。
 こんな年になってさえ、何で、競走ラインに参加せにゃならん。
わしら疲れているのよ。いや疲れている老人と、疲れを知らぬ老人に
分けられているのだろうか。
 疲れている人は堂々と疲れたい。」
『神も仏もありませぬ』佐野洋子著 ちくま文庫 「出来ます」より抜粋)

整形後の彼女は(野村沙知代風ギンギラ美女だったと揶揄しつつ)、
整形前の彼女と同一人物とは思えない。

「六十四年のその人の人生の苦楽はへずり取って捨てたらしい。」


その人が幸せになるならいいんじゃないの、というのが
大方の美容整形に対する見解だと思うけど、
そうなんだ。佐野さんの言うとおり、
今まで生きてきた自分を否定するということ、そしてそのリセット願望みたいなのが
私自身が今まで感じてきた、美容整形に対する違和感の正体なんだなあ、と
これ読んで思った。

じゃ、プチ整形はどうなの、って話は、面倒くさいので置いておいて。

佐野さんはこの本の中で、芥川賞作家の長嶋有さんとも出会っている。
なんでも自宅に出入りする古道具屋さんの息子さんだったらしい。


おおお、話が脱線しまくった


多分しをんちゃんはすぐに読み終わるので(面白いから)、
そのあと急ぎ新八郎様のもとへ戻ってこよう。
ふんふん
楽しみがありすぎて、リンダ困っちゃう。


昨日は、Uさまに六本木の夜遊びに連れて行ってもらいました。
まさにめくるめく非日常の世界。とっても楽しかったです
ありがとうございました!!
ハロウィン前とあってか、仮装した人がそこここに普通に歩いていました。
私たちの前を歩く血染めの花嫁二人組は、とても目を引いて、
外国人の客引きさんたちに声をかけられまくっていた。

六本木ミッドタウンの午後は、とても気持ちのいい陽気でした。
公園に面した方のテラスでは、コーヒーを飲んだりビールを飲んだり、
ゆっくり本を読む人たちが。














ゴッドハンド

2012年10月24日 | 散歩
まさに、ザ★秋の快晴!!



歯医者帰りに新宿御苑を回っていったのですが、
ちょうどお昼時とあって、ランチを調達に出たと思しき
スーツ姿のサラリーマンさんやOLさんたちが、
気持ちよさそうに歩いていました。

昨日、福島に行った時は紅葉していましたが、
ここら辺は流石にまだまだ。

ただし、銀杏はすでに独特の匂いをさせておりましたぞよ。


今日は歯医者・皮膚科と病院周りの日。
2週間前くらいからちょっと痛み出していた歯。
「でもきっとコレは痛いってことじゃないと思う・・・」
↑歯の痛みって、こうやって見て見ぬふりしませんか(笑)
と、思っていましたが、治療してもらったら嘘みたいに痛みがない!
モノ噛んでも全く平気!!

こんな、他人の小さな口を覗き込んで、
小さな小さな歯(しかも奥歯)の痛みをチョチョイと弄って
とってくれる歯医者さんって、どんだけ神様
なんて素晴らしい、人の役に立つお仕事なのかしら

やっぱり結構痛かったらしい













二本松のなみえ焼きそば

2012年10月23日 | 福島
昨日は夜更かししてもいい嬉しさに加え、
私の新八郎殿があまりにもカッコ良過ぎて、つい本を読みふけって
しまいました。
気づいたら朝の4時だった。

競技のビデオ見て(半分仕事ですわな)朝の4時くらいになると
「もー!こんな時間になっちゃったじゃんか!」と猛烈に腹が立って眠くなるのに、
好きな本を読んでいると全く苦にならん。
気の持ちようですなー なはは




拙ログ、9月25日の日記にてちょいと触れたのですが、
福島が誇るB級グルメのなみえ焼きそばのお店が、うち(福島の実家)から
車で20~30分くらいのところに避難してきて、お店を開いているそうな。
野暮用で今日日帰り帰省したので、連れて行ってもらいました。
なぜか嫁に行った妹(福島在住)まで同道。
家族4人久々の水入らずで、なみえ焼きそば。


一見どこにでもあるような、ちいきの交流センター。

二本松市交流センターです。
二本松市は、前にこの日記でもちょいと紹介しましたが、
戊辰戦争で有名な会津の白虎隊と同様、十代の少年で構成された二本松少年隊が、
白虎隊とは違って実際に薩長と戦火を交えた歴史がある街。
『智恵子抄』の高村智恵子が生まれた街です。

※白虎隊の戦いには諸説ありますが、敵方と遭遇したことはあったものの
しっかりと刀を交えずに夜を通して彼方此方とさまよい歩いていた、というのが
通説。二本松少年隊は白虎隊と同じ年頃の少年たちで結成された隊ですが、
市街地に侵攻してきた薩長連合(官軍とは言わん)と実際に刃を交えて、
戦死者を多数出しています。




中に入ると、





ありました!

なみえ焼きそばのお店、杉之家さん。


噂に聞くけど、食べるのは初めて
14時頃に行ったのですが、
折しもちょうど昨日B-1グランプリに出た
テレビ放映があったとかで、
(なみえ焼きそばは4位だったそうですが)
お客さんは満員という繁盛ぶり。
お店に入るまで10分くらい待ちました。

もうね、この交流センターの立体駐車場に車を停めて外に出た時から
焼きそばのソースのいい匂いが漂っているわけですよ。
焼きそば沢山食べる気マンマンで、朝ごはんとか少し調整してきたから
もー、匂い嗅いでるだけでクラクラきちゃう。
お腹すいたー!!!

やっと入れました。
壁に貼ってあった「なみえ焼きそばの定義」。
ふむふむ。

(撮影by妹)

待つこと10分弱。
わあい!来ました!!

お肉もたっぷり。う~ん、よい匂い


いただきまぁす!!

麺が本当に太い


麺がもちもちして、もやしはシャキシャキ。
ソースは濃すぎず、しょっぱ過ぎず。フルーツ系の甘味も感じます。
ちょっととろみがあって、
おーいしーぃ!!!

ひたすら焼きそばとソースの風味を堪能するのですが、
少し飽きてきたらコレ↓を投入。

ピリッと辛くなって、また風味が変わります。
いやあん、ほんとに美味しいわ、コレ

因みに、私たちの隣のテーブルでは天丼とこの焼きそばを頼んでいた
二人連れのお客さん。
天丼もこのお店の名物らしいのですが、お重からはみ出るくらいの大きさの
海老天が2本ガツーン!!と!
横目で見ていた父は「今度は天丼を食べる」と力強く宣言。

浪江の人たちの多くは二本松市に避難をしています。
(行政の中心が二本松に移動してきたため)
そのため、この杉乃家さんのお客の多くは、やはり浪江から一緒に
避難してきた人たちなのだそう。
おじちゃんおばちゃんたちが、ボリュームたっぷりの天丼ややきそばを
ペロッと完食していきます。

・・・はやく帰れるといいですね。
このお店の割り箸の袋は、もちろん、避難前にあったお店の住所のまま。


とても美味しかったです!
ごちそうさまでした

実家に帰る道すがら、多くの仮設住宅を見ました。
冬は寒そうな、長屋みたいなプレハブ。
父母妹の話によると、原発避難区域から避難してきている人たちの多くは農家さんで、
もともとは大きい家屋と広い土地に住んでいて、
朝から晩まで畑に出る生活をしていた人たち。
彼らが、することもなく、断熱材すらない狭くて寒いカセツ(と福島の人は呼ぶ)
に押し込められているのは、さぞかしストレスフルであろう、と。

そして、まだまだまだカセツは沢山建っているのです。
恐らく一部の地域は、もう帰りたくても帰れないでしょうから、
結局震災後、避難してきた人たちの多くにまだ手が差し伸べられていないと
いうのが現状です。


あ、でもウチの実家の庭は漸く除染ができるようになるみたい。
ガーデニングができるじゃん、と母に言ってみたのですが
「そうは言っても除染した土は結局その家の土地(の下方)に埋めるんだから」と
ボヤいていました。
ま、でも除染をしないよりはマシですな。


まだまだ頑張れ、我が故郷!という思いの念を込めつつ。
開業30周年のペイントが施された東北新幹線で帰京しました。

さすが福島、だいぶ紅葉してましたよ。
紅葉狩りなら、これから11月にかけてがオススメです!



















との!!

2012年10月22日 | 読書
うおお!菅沼新八郎(定則)、かっけー!!!

『風は山河より』宮城谷昌光 著 新潮文庫 只今絶賛読書中。
そして、「うおお!」はこのように使います。

この作品は日本の戦国時代前夜の頃のお話。
いろんなキャラクターの、人間味あふれる殿様がたくさん出てきて面白い!
いま、私はこの新八郎様に夢中です。
側室にして!!

てか、日本の戦国時代ってこんなにカッコイイ男の人が沢山いたんじゃんか。
なんでその末裔が草食化しているのか、理解に苦しむ。

宮城谷さまは(もはや「さん」では済まされぬ)いま、文春で
三国志も書いていらっしゃるから、こちらも楽しみすぎて鼻血が出そう。
連載終わったら大人買いしよう。ワクワク。


探さないでください、とか銘打った割には、今日は普通に
池袋あたりをブラブラと、頼まれ物を買いに行ったりしていました。
で、ごくちょっとの間ではありますが、現場の仕事がないので、
久しぶりにこんなことをしてみた。



ネイルー!

写真の光加減では黒っぽく見えますが、
秋っぽい感じのかなり深みのあるボルドーに、ゴールドラメのトップコートを
してもらいました。
子どもや大学生教えるときは、やっぱり濃い色のネイルはどうかと
思うので、普段は全くしません。
手の爪にネイルしてもらったのは、ずいぶん久しぶりかなあ。

手をマッサージしてもらうってとても優雅な気分になりますね
でも、ほんとにネイルをするのが久しぶり&カラーをしないにしても
爪の手入れなんかは普段本当に後回しになっているので、
カラーリング前の甘皮の処理が、とても大変だったみたいでした
ゴメンナサイ。

手って自分の目で見えるところにいつもあるから、
綺麗になっているとそこはかとなく嬉しいですよね。
しばしの間ではありますが、楽しみたいと思います。









さがさないでくださ・・・・・・

2012年10月21日 | 競技
お、


終わりましたのー!!!


9月頭から始まった学生リーグが今日で漸く終わりました。
ポロポロ星を落としていたので、結局優勝はできませんでしたが
最後強豪校との対戦4連勝はとても大きかったです。

何より、選手に感謝。
試合に出た人も出なかった人も、サポートスタッフもよく頑張ってくれた!
今頃(今は試合後です)、阿鼻叫喚の酒池肉林地獄絵図が繰り広げられているかと
思いますが。学生の打ち上げなんて絶対に同席したくないわ。
※註 ウチは未成年飲酒は禁止しています。


さて、私たちコーチズ(私+アシスタントコーチ女子2人)は
試合のあった都市で、帰り間際にささやかな祝杯を。
ひとりは学生コーチですが、ひとりはOGで普段OLをしながら
土日には手伝いに来てくれる子。
いくらか私より選手の年齢に近い彼女たちも、
本当によく学生の面倒を見てくれます。
いつもとても助かっています。

ちょっと「かんぱーい!」な気分だったので
私も生ビール(グラスだけど)をいただきました。


これはデザート(笑)
居酒屋のデザートってナニゲに充実してますよね。


さて、次はインカレが目標になりますが、
今週はホンの少し、リラックスします。
題して「探さないでください」週間(笑)
そんなこと言われなくても誰も探しませんよ、的なツッコミは、
とっても寂しいのでしないでください。
うさぎは寂しいと死んじゃうんです

酔ってる


今日、本当に嬉しかったことを一つ。
対戦した相手チームの監督と試合後話した時に、とても爽やかな様子で
「選手がいいってみんな言うけど、いや~、今日はアナタのベンチに負けたよ」と
言っていただいた。
わざわざこの日記で言わなくてもいいことかもしれないけれど
ほんとにほんとに嬉しかった。

この監督は元々宮城県のチームを見ていた時期があったので、
東北つながりで知己でした。
リーグやインカレでも優勝経験のある、私なんかほんとは足元にも及ばない
力のある監督さんなのですが、
この人から相手チームや他のチームの
悪口めいたことを一切聞いたことがない。
アシスタントの子に聞いてみたけど、やっぱり絶対に言わないらしい。
だからこの人のチームの選手は、他のチームを揶揄するような雰囲気は
持っていないし、試合前後にも拘わらず、私(敵チームの監督)の姿を見ると
どんな選手もとても気持ち良く挨拶をしてきます。

今日だって、私たちと試合をして負けた直後なのに、
全く後腐れなく、ちゃんと本音で「いやー、強いよね」って
話しかけてきてくれる。
いや、実はこういうことが出来る監督さんってなかなかいないもんですよ。
この方のこういうところ、私はものすごく尊敬していて
見習いたいといつも思っています。


・・・ということで。

さがさないでくださ・・・・
(ツッコミは無しの方向でよろしくです★)












すってきなことね

2012年10月19日 | 独言
♪りんじしゅうにゅうって~~♪


♪すってきなことね~~♪


・・・と読んでいただいて、普通にメロディが浮かぶ貴方様は
ずばり同じ世代でございます。

はい、天地真理さんの「ひとりじゃないって~♪」でございますよ。


銀行行って残高照会したら心持ち増えてた。
ん?と確かめると、どうやら夏にいただいてたお仕事の謝金が
振り込まれた模様。
すっかり忘れていた。だってもう3ヶ月経つもん。
アテにしてなかった臨時収入って嬉しいですよねー

にやにやと銀行出たら、件のメロディが勝手に頭の中に鳴り響いていた、と。
よぉし、今日はスーパーで、欲しかった278円のドレッシングを買っちゃうぞ★
ずっと気になってたジョアのヨーグルトも買っちゃうぞ★
バナナはいつも買う100円以下じゃなくて、128円のやつにしちゃうぞ★
夕飯には奮発して秋鮭をつけちゃうぞ★


・・・実は本人、結構こういうやりくりを楽しんでいるのだが、
(今日は○○円内にお買い物を抑えてみせる!的な)
文章にするとなんだかとってもビンボったらしいじょ★


今日は写真を撮らなかったので、「3ヶ月前」つながりで(強引
ロンドンで撮った写真をば。





練習終わった帰り道、いつもの裏通り(近道)を歩いていたら、
おばあちゃんとニャンコが静かに会話していた。

猫「にゃああ」

おばあちゃん「そんなこと言ったって、もうご飯はないわよ。あなた食べちゃった
でしょ。」