Vol.1098 鎌倉で出会った風景 （その１） (Photo No.7568)

鎌倉には必ず毎年訪れていますが、鎌倉の魅力といえば、寺社仏閣を
見て歴史にふれて、そして四季の移り変わりを花や木々を見て感じて
また古くから伝わる伝統の食文化を味わったりと、本当にいろいろな
事がぎっしりと詰まった街、という事につきますよね。都心から近い
と言う事もありますが、いつ来ても大勢の観光客で、混雑しています。
写真は長谷寺の千体地蔵を見守る六地蔵です。以前もご紹介しましたが
仏教ではこの「六」という数が六道輪廻の思想（全ての生命は6種の
世界に生まれ変わりを繰り返すとする）に基づいているので、日本各地
で、写真のような六地蔵を見ることが出来ます。それぞれ顔や手の表情
が、微妙に違っていて、不思議な魅力を感じる六地蔵です。

【撮影日】2011/06/05 11:02:59.50
Nikon D80　レンズ：VR 70-300mm F/4.5-5.6G
焦点距離：100mm　F/5.6　1/160秒

今日の東京は、昨日から降り続いた雨も、午後からは少し弱くなって
15時前には、雨もあがり空が明るくなってきました。でも、天気予報
を見ると、また西から梅雨前線が近づいてきているので、また雨が降り
そうですね。今日の午前中は、雨が強かったので、撮影には出かけずに
自宅でのんびりしていました。今日は夕方から、知人達と飲み会の予定
です。きっと二次会はカラオケになりそうですから、遅くなると思って
ブログを早めにアップしておきます。

「無償の愛」という言葉をご存知だと思いますが、わかりやすく言うと
「見返りを求めない愛」という事になると思いますね。先日、飲み屋さん
で、年をとって初めて結婚した知人の男性が、こんな事を言っていました。
「俺は、彼女がいろいろと大変だったので、ちょっと同情的な事もあって
結婚したが、最近は、俺がこんなに一生懸命頑張っているのに、家の
事を何もしない。こんな事なら、結婚しなければ良かった。」
人は、自分はこんな頑張っているのにとか、こんなに尽くしているのに
とか、こんなにお世話してあげてるのにとか、初めは、見返りを求める
という事の意識をしなくても、相手がなんにもしてくれないと、やはり
見返りを求めている事を、はっきりと口にして不平不満を言ってしまう
ものですね。男性の発言を聞いて、ちょっと考え込んでしまいました。
母親の子供に対する愛こそが「見返りを求めない愛」という人もいます
が、男女間で「見返りを求めない愛」は存在しないのかもしれませんね。
当たり前かもしれませんが、やはり愛した分だけ愛されたいのが人の本音
なのでしょう。