文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

壁の向こうには「信教の自由も個人の自由も公序良俗の範囲内」という日本人が持つごく当たり前の常識があった。

2018年08月02日 15時29分48秒 | 日記

以下は前章の続きである。

教訓は山ほどあった。

TBSがオウムに「坂本弁護士がこんな風に教団を非難していますよ」と知らせた。

よく知らせてくれた。

早速やっちまおうと坂本夫婦と1歳の赤ちゃんまで殺した。

現場にはオウムのバッジも残されていた。

警察はすぐにオウムに目を付けたが上祐が出てきて「信教の自由を侵す気か」と捜査を阻んだ。

マッカーサーが押し付けた馬鹿な憲法の壁はそれほど厚かった。

その壁を超えるまでに23人が殺された。

壁の向こうには「信教の自由も個人の自由も公序良俗の範囲内」という日本人が持つごく当たり前の常識があった。 

事件後、信教の自由は無敵ではなくなった。

京都で神のみ名において小学生を含む22人の日本女性信者を犯していた聖神中央教会の教祖パウロ永田こと在日の金保が逮捕された。

統一原理の霊感商法も摘発された。

この稿続く。


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