文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

書いたのは本田雅和だった。しかし逆に、嘘つき仲間のNHKにそんなことは知らんと突っぱねられ、虚報がばれた。

2019年02月17日 13時35分33秒 | 日記

2019年2月10日初版発行の「マスメディアの罪と罰」高山正之×阿比留瑠偉は活字が読める日本国民全員が必読の書である。
戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之と現役最高の新聞記者である阿比留瑠偉、産経新聞社記者の先輩・後輩が対談の形をとった、この本は老眼の人たちにも優しい本である。今すぐに最寄りの書店に購読に向かうだけではなく、高齢者の人達ほど情報弱者で、朝日、毎日、東京、中日等の新聞を購読してNHKを視聴している人達が大半なのだから…
読者の方々は、周囲の高齢者の人たちや、テレビを情報源にしているご婦人方にも、この本を推奨すべきなのである。
以下はp100からの抜粋である。
●朝日新聞が安倍晋三を目の敵にする理由
阿比留 
どうして墟がそのまま通用してしまうのか。
やはり人は、秘密の吐露とか、俺だけが知っているだとか、陰謀論めいたものが好きだからでしょう。
陰謀を知っている私は賢くて正しいに違いないと思いたいんでしょうね。
慰安婦に関する吉田清治の証言など、普通に考えれば、絶対にあり得ません。
誰がどう考えてもあり得ないことを言っているのに、みんな信じ込む。
山口県労務報国会下関支部の動員部長というどうでもいい肩書きの人が済州島に乗り込み、軍を動かして女性を強制連行するなど、できるはずがありません。
高山 
森加計問題だって、どう考えてもあの報道が市民権を持つはずがない。
書いている朝日新聞のほうもそれをものすごく意識していて、疑惑は残っている、みたいな書き方を何としてでも続けようとしてる。
*NHK・watch9の有馬と桑子も連日…疑惑は残る…と言い続けていたのである* 
記事を書く記者もいるけれども、それに見出しを付ける整理部もいる。
故意に疑惑がある方向にもって行っているのは自分たちでも分かっているはずだ。
そんなことをみんなでやっている。
朝日新聞で働く者は事実などどうでもいい、ただ給料をつつがなくもらえればいいと思っているみたいに見える。
阿比留 
確信犯ですね。それから、集団心理です。大きな会社ですから、みんなで一斉にやっていて仲間内で傷をなめ合い、これでいいのだ、みたいになっているのではないかと思います。
高山 
朝日新聞の給料はガタ落ちで、頼みの年俸も2019年度は平均160万円カットされるという。
部数も音を立てて落ちている。
下手したら実売数は300万に近いところまで落ちているという報道もある。
正義も貫けず、記者の矜持も失って肝心の金も出なくなっては危機感も募ろうというものだね。
阿比留 
危機感はあるけれども、それは「安倍のせいだ」と思っているんじゃないですか。すべて「安倍のせい」です。
どうして安倍さんが朝日新聞に嫌われているかというと、それはやはり長年の経緯というものがあると思います。
2000年代、官房副長官の時代に拉致問題で朝日の姿勢を繰り返し批判した、その頃からの囚縁があります。 
2005年に朝日新聞が「NHK『慰安婦』番組改変 中川昭・安倍氏『内容偏り』前日、幹部呼び指摘」という見出しの記事を出しましたね。
そのときの安倍さんの反論にはものすごいものがありました。
当時、月刊誌『諸君!・』(文藝春秋 2009年休刊)などのインタビューを受けて、朝日新聞の部数減について、「これは長年の読者が、宿痾のごとくこびりついた朝日の捏造体質に辟易している結果でしょう」などと言っています。
官房副長官ごときが「大朝日さま」になんてことを、ということです。
高山 
「NHK『慰安婦』番組改変」の記事が出た頃、安倍さんは拉致問題で北朝鮮に徹底抗戦を決めていた。
これを潰そうとして記事を出したんだろう。
書いたのは本田雅和だった。
しかし逆に、嘘つき仲間のNHKにそんなことは知らんと突っぱねられ、虚報がばれた。 
朝日新聞は公正な第三者委員会に判断を任せるとか言って子飼いの憲法学者や報道仲間をかき集めて嘘ではないみたいな結論を出して謝罪も廃刊も免れた。
だいたい偉そうに社会の木鐸とか第四の権力とか言って世間様を上から目線で壟断しておきながら自分のやったことの是非も判断できないなんてのは笑って済ませる話じゃない。
阿比留 
謝罪はしなかったんだけれども、当時の社長が「一部、取材が行き届かないところがありました」という言い訳はさせられました。
高山 
誤報もいいところだからね。
そして2012年の11党党首討論会。
代表質問の席にいた星浩に、「星さんの朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男が作った本が……」と、名指しして慰安婦問題を批判した。
大朝日様にそんな物言いをした宰相はこれまでいなかった。
阿比留 
安倍さん自身、歴史教科書議連の事務局長をずっとやっていて、慰安婦問題には誰よりも詳しい。
だから、いかに朝日がいい加減なことをしてきたかについても詳しい。
そういう経緯もあるんですね。
高山 
満天下の、他の記者連中も党首たちも全部聴いているところで、名指しで「朝日新聞はフェイクニュースを流した」と言った。
それも、お前のところは30年にわたって嘘を流し続けたと言った。星浩はうろたえ口ごもった。 
以来、朝日は「安倍をやる」を介言葉にしやかりきになって反論しようとしたけど吉田清治は嘘のかたまりで本名も経歴もなにひとつ正しいものはなかった。
もちろん彼が語ったことに1字も真実はなかった。
1年ちょっとかかって、2014年に詐話師、吉田清治を切ることにした。
阿比留 
8月5日、6日に「慰安婦問題を考える」という特集で、謝罪はしないけれども、少しズレでいましたみたいな原稿を書いて、よけいに批判を浴びました。
福島第一原発・吉田昌郎元所長の聴取記録をめぐる「吉田調書事件」も発生していて、「吉田調書事件」で謝るついでに、「慰安婦報道」も謝ろうかという感じでしたね。
高山 
「吉田調書」の件はあなたが明らかにしたんでしょう。
だから、安倍さんと同格で阿比留瑠比も朝日新聞にとっては「処刑すべき仇」なんだよ(笑)。憎んでも憎み足りない(笑)。 
関係者に聞いた話だけれども、「吉田清治」は一応のケリをつけたと思っていたら、「吉田調書」の墟がばれて、そのうえ「池上彰のコラム没問題」が起こった。
この3連弾で木村伊量社長はもたなかったという。
へえ、池上彰は大きかったんだ、と言ったら、あれは大きかった、と言っていたね。
阿比留 
池上彰氏のコラムが没になろうが、それはどうでもいんですよ(笑)。でも、どうしてだか分かりませんが、社内的には大きかったみたいですね。
高山 
だいたい池上彰なんて、そう目端の利いたことを書くわけじゃないしね。
阿比留 
昨年は引用疑惑もありましたね(笑)。
高山 
渡辺雅隆氏が引き継ぐことになったが、出直すどころか今は暴走編集局に置いてけぼりにされて存在感もない。
論説主幹の根本清樹あたりが丑の刻参りをして安倍と日本人に仕返しをし続けているいうのが現状じゃないか。
阿比留 
木村伊量社長が辞めた後で社内反省があり、経営側は編集には極力口を出さないということになったみたいですね。
社長はじめ経営陣は口を出さない。
だからむしろ、今は編集が暴走している状態で、誰も歯止めが効かない。
高山 
新社長の渡辺雅隆氏が、平均150万だか160万だかを給与カットすると組合の大会で言ったら反対が出た。そりゃそうだよね。
渡辺氏は「嫌なら辞めてもらって結構です」と言い、それで騒ぎがもっと大きくなって結局1年、切り下げが延び、2019年の4月から実施することになった。
経営策が1年延びるくらいの大紛争になって、社内的にはガタガタ、どんどんカネは減っていくし、フジテレビ以上に大変らしい。
阿比留 
朝日はまだ大丈夫だと思いますよ。
なんせあそこは、不動産会社ですからね。
「朝日不動産」つていう社名に変えてもらいたい(笑)。


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