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丸紅、火力発電に参画 事業者に160億円出資…日経新聞8月17日9面より

2011年08月17日 16時09分59秒 | 日記
インドネシア

丸紅はインドネシアで大型火力発電事業に参画する。同国で最大規模の石炭火力発電所「パイトン2」を運営する独立系発電事業者(IPP)に15%出資した。

株式の取得額は2億1000万ドル(約160億円)。インドネシアでは経済成長に伴い、電力需要の伸びが見込まれる。丸紅は今後も安定的な収益源として、世界で電力事業を拡充する。

パイトン2には独シーメンスが50%、マレーシアのインフラ事業会社のYTLパワー・インターナショナル(YTLパワー)が35%、現地企業が15%出資する。

このほどYTLパワーからパイドン2の15%の株式を取得した。丸紅はパイトン2の経営にも参画する。

パイトン2の発電能力は122万キロワットで、インドネシアの石炭火力発電所としては最大級。発電所は現地電力会社と2030年までの売電契約を結び、長期にわたった安定的収入が期待できる。

インドネシアでは経済発展に伴い、電力需要が拡大している。同国のエネルギー・鉱物資源省によれば今後約10年間の電力需要は、年率7~9%伸びる見込み。

丸紅としてはインドネシアの石炭火力発電事業への参画は2件目で、石炭火力のほかは地熱発電所を仏社と共同開発するなど、積極的に投資している。

丸紅は世界の電力需要拡大に合わせ、発電事業を強化している。現在全世界で保有する持ち分発電容量は、865万キロワットと全商社で首位。

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