文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

我慢強く映るのは苦しみを爆発させすのみ込んだ結果にすぎない…続き。

2011年05月19日 08時08分28秒 | 日記

記者は、小暮聡子さんである。彼女一人をみても、私の、女性の時代、直ぐ来るべしが正しい事は分かるだろう。
本文は、これまでに誰も書かなかった、本当のジャーナリズム魂が横溢しながら、人間としての優しさに満ちた、長文のレポートである。東京でパアになってしまっている言論、マスコミ人に書けるものではない。

">「東北人は我慢強い」で ひとくくりにするのは残酷だ
我慢強く映るのは苦しみを爆発させずのみ込んだ結果にすぎない
 

視線だけでは済まないこともあった。避難所内を歩いていたとき別の被災者から「挨拶しろよ」と高圧的な言葉を浴びせられ、今では支援物資を取りにいくのにも遠回りをする。たったひとことが大きなストレスになっていることは明らかだ。
 避難所生活には女性ならではの不便さも多い。男性主体で運営される避難所ではこうした悩みへの配慮が行き届かず、それがまた女性にはストレスになる。
 冒頭の宮城県の避難所に女性用更衣室が設置されたのは最近のこと。それまで女性は汚れたトイレで着替えるしかなく、とても毎日着替える気にはならなかった。今でも衣服はもとより、下着でさえ毎日は交換せず、生理用ナプキンで「代用している」人もいる。そのナプキンも心置きなく使えるかといえばそうでもない。月I回の生理を前提に1人Iセットが支給されるなか、追加でもらいにくかったり、「早い者勝ち」の状況になったりするからだ。
 そもそも支援物資として届いた下着を手にしない女性もいる。男性の目を気にしつつ、段ボール箱から自分のサイズの下着を探すしかない状況では、特に若い女性は手を伸ばしづらい。避難所の通路にはたくさんの洗濯物が干されていたが、女性の下着は1つもなかった。
女性被災者の届かぬ声
 NPO法人「女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」の正井礼子代表によれば、これは阪神淡路大震災でも見られた問題だ。当時はナプキンを使い続けたことで外陰炎を起こしたり、ひどいときには出血する女性もいた。
 プライバシーのない避難所生活では、性犯罪への不安も深刻だ。この避難所では、夜は1人で出歩くなと女性同士で注意し合っている。筆者自身も、取材中に避難所の女性から「悪い男の人もいるから気を付けて」と声を掛けられた。
 阪神淡路大震災で女性被災者から性的被害の相談を複数受けたという正井は、当時は「加害者も被災者だから」という声がが周囲から上がったり、そこで生活するしかない女性は被害を言い出しにくい状況があったと語る。今後は、被災地における性犯罪の実態調査が急務だろう。
 また女性にとって性犯罪は、「起きるかもしれない」という心配自体が大きなストレスになる。阪神淡路でバスタオルで隠しながら着替えていた女性の中には、当時の記憶がトラウマになり、いまだに裸になることが怖いという人もいる。更衣室のほかにもできる限り男女別のスペースを設けるなど、防止策を講じるだけでも女性の不安は軽減されるはずだ。
メディアに対する不信感 
ストレスが蔓延する避難所では、「善意」を押し付けがましく感じたり、その真意を疑ってしまうこともある。例えば、芸能人が次々にやって来たという避難所では、大物俳優が避難所の全員と握手してくれたという感激の声もあれば、芸能人の善意を疑う人もいた。
 普段からボランティア活動に積極的なある人気女性タレントが、テレビカメラが回った途端に笑顔を振りまき幻滅したという厳しい声も聞かれた。そのタレントが避難所で子供といる姿がテレビに映ったところ「この避難所の子供ではない」と噂になったこともあるという。
…後略。
この様な事も解決できない、今だって、実質的には世界第二の超経済大国の首相は、即刻、クビにして当然だろう。
20年超も、東京一極に集中して、痴呆テレビを流し続けて来た低能というか、己の安穏のなかで、己のエゴイズムに浸り続けて来た悪党どもが、クビにするのが当たり前の事を政局だ等と言うのは、
…こんな時に、政局だなどとは、等と言うのは、どの面を下げて言うのだ。 という話しなのだ。
日本中に、風評被害や、etc.で閑古鳥が鳴いている温泉旅館や、空き家で一杯の公共住宅etc.は幾らでも在るだろう。
1年でも2年でも借り上げることも出来ない超経済大国なんかあるものか!
例えば、孫正義氏の100億円を使えば、直ぐに解決出来る話じゃないか!
莫大な義援金の一部を使うだけでも直ぐに解決できる!
実質的には、今でも世界第二の超経済大国が、たった10数万人を、きちんとした場所に、住まわせることが出来なくて、何の経済大国、何の大新聞、何のテレビ、何の高給取りの政治屋か!


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