Sun Set Blog

日々と読書と思うコト。

ステーキ

2008年03月20日 | Days

 今日のDaysも三宮から。
 今日は中国地方を担当している同期が神戸にやってきていて、夜ご飯を一緒に食べることになった。
「何を食べたい?」
「うーん、神戸牛かな?」
 というベタな返答で、仕事が終わった後で三宮でステーキ店を探す。
 僕も神戸を担当して半年以上になるというのに、神戸牛は食べたことがなく、せっかくの機会だからと喜んで探すことにした。
 基本的には大概のところに一人で入ることができるけれど、さすがに神戸牛の店にはなかなか一人では入りにくいものがあり入ったことがなかったのだ。

 三宮のハンズの近くで、ちょうどよい感じの看板を見つける。
 エレベーターで上の階を目指す。扉が開いた先はモダンな感じのステーキハウスで、中に入ると他には誰も客がいなかった(ちょっとやばいのかなと少しだけ思う)。
 ハの字に広がった14席のテーブルと、6席ほどのカウンター席。奥の方には個室の扉が一室見えている。カウンターの方に案内され、メニューを手渡される。もちろん、神戸でステーキなのだからそれなりに高いのだろうと予想はしていたのだけれど、それでも当たり前のように5000円は超えていて、お勧めっぽいセットとグラスワインを注文する。

 シェフが一人やってきて、目の前で肉や野菜を焼いてくれる。コースになっていて、前菜やスープなどが順次出てくる。
 肉(フィレにした)を手際よく焼いて切り分けてくれて、それを好みのソースなどで食べる。かなりやわらかくてかなりおいしい。
 粗びきの黒胡椒や塩、からしをしょうゆでほぐしたものに、主に野菜焼きに合うポン酢。それらにつけて食べていく。途中、シェフがこれはポン酢がいいですよとか、そういったことを教えてくれる。

 肉はやっぱりとてもおいしく、同期と一緒に「おいしい」を連発する。
 赤ワインたった一杯でほろ酔い加減になって、随分と気持ちよくなる。
 食後にはコーヒー(エスプレッソ)が出てきて、同期は隣で満足そうに煙草を吸っていた。

 店を出ると、勢いを弱めていた雨が再び雨足を強めていた。
 EXCELSIOR CAFFEが近くにあって、そこでホテルの部屋で飲む用のコーヒーを購入する。
 時計を見ると23時少し前。明日が祝日のせいか、三宮には随分とたくさんの人が帰らずに集っている。

 値段的にしょっちゅう食べることの出来るものではないけれど、値段的な部分でも高いだけのことはあるというおいしさだった。
 せっかく神戸を担当しているのだから一度は食べてみたいとはずっと思っていたので、そういった意味ではとてもよかったかなと思う。


―――――――――

 お知らせ

 ホテルに戻ってから置かれていた観光パンフレットを見てみたら、ちょうど行ってきたばかりの店が掲載されていて、実は当たりだったのだとわかってさらに嬉しくなったのでした。

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