五島列島 島暮らし

横浜から五島列島福江島に移住し、11年目に入りました。 
現地の暮し・趣味・出来事を発信します。

クマノミの産卵

2011年09月05日 | Weblog

先ほど、我が家のカクレクマノミが産卵していました。

子供たちを迎えに行って帰宅したときは何もなかった。
で、1時間後妻が帰宅したとき、長女が卵ビッシリに気が付きました。

よーく見ると、メスのお腹から産卵管が少し飛び出ていて、濾過ポンプの
管に隙間なく産み付けています。
体の小さいオスも寄り添うようにいます。
きっと受精しているはず。



うちのクマノミは昨年10月の初産卵から、15回目の産卵!

でも、毎回毎回孵化したと思われるが全ていなくなるのです。

原因は3つ
 1.孵化しても他の生き物(ハゼなど)に食べられる。
    →自然界と同じなのでこれは防げない。

 2.稚魚の餌がない。
    → これは生餌が必要です。しかもプランクトンのような生餌が
      必要で生餌用の水槽が必要。

 3.稚魚自体が濾過に吸い込まれてしまう。
    → 稚魚たちが吸い込まれないような装置もあります。


妻はこれらの難点をなんとか改善したいようです。
確かにこの条件をクリアすれば、水槽がクマノミだらけになるほど、育てられるかもしれません。
しかーし、そこまでの根気と経済力がない・・・・

生き物を飼う時の喜びは繁殖させることだそうです。
10ヶ月で15回も産卵し、毎回稚魚の目玉がびっしり並ぶ光景を見ていると、”何とか孵化させたい”と思う。

今後の検討課題です。