運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

青のイースター 

2013年04月07日 23時58分13秒 | Weblog
青のイースター 

懐かしい東久留米の道を、子供のピアノを発表会をしたホール、
交流のあった学芸大付属養護学校の畑のある庭、
バザーや輪になってしたゲーム
風が吹きぬけ、散りかけた桜や春の花の香りに、
甦らせる想いを抱きながら黒目川を渡る・・・と、
知らなかった雑木林には、活ける光が踊っていました。

こんなところに、あることも知らなかったグレゴリオの家。
今日はそこで、知人の朗読会がありました。

思いがけなく出合ったマリア様と
青銅の鐘が
木立と住宅の間に建っていました。
八重桜の下でほほえむマリア様。。。ああ、ご存知ですよね。
精魂傾けたあの時間は無駄ではなく、
たとえ、いまは、知らないところで
どんな偽りの下に葬られてはいても、
確実に成長して、あの子を育み
やがて佳きものとなっていますよね。

自然と春の光は、どんなときにも本当のものを復活させます。
そんなことを思い出させてくれる
イースター
フランチェスコのと同じでもある光、青いエネルギーが
なつかしいくらい満ちた素晴らしいホールでした。
春のイースター。

何もかも承知のうえで
なお、引き受けられたキリストが復活するから尊いのでなく
私たち一人ひとりの中で
そうした愛の想い、すべて同一ということの記憶が
一人ひとりの中で復活することが
ほんとうの復活。