運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

メリー・メリー・クリスマス

2011年12月24日 23時19分07秒 | Weblog
 311のあった今年、電気を節約する今年、
こんなにイルミネーションが復活するなんて思っていなかったから
戸惑ったり、疑問に思ったりもしていたけれど

道行く人の幸せそうな
やさしい表情や
感嘆の声に

ああ、いいんだなあ
なんでもゆるされる
空の向こうでもきっと
綺麗だねって喜んでみていてくれる
そんな気持ちになりました。

「じゃあ、還るね、ありがとう。」
そう言って息を引き取る瞬間

わたしたちは
ほんとうはふるさとの世界に還るんだって
知っているのかもしれない

メリー・メリー・クリスマス☆

そばにいる人にも。
離れている人にも。

こちら側のわたしたちも。
星の方から見ている友たちにも。

みんな、ひとつ。
素敵な、夜を
祈りの ひとときを・・・。


接ぎ木

2011年12月14日 00時25分50秒 | Weblog
写真で見るたびに
タルコフスキーの『サクリファイス』を思い出させた
陸前高田の、あの、ただ一本になってがんばっていた松の木が
とうとう枯れてしまったそうだ。

本当に本当に残念・・・。
まるで生命力の象徴のようだったから惜しむ人たちの声もひとしおだ。
ありがとう
がんばってくれて。
ありがとう、命を見せてくれて。
ごくろうさま。
いまは、ただ、そうねぎらわせてね。

あの松が枯れても4本の枝が接ぎ木されて
命が受け継がれていくという、このことの大切さを
私たちはしっかりと受け止めなくっては。
命は受け継がれていく。
わたしたちの悲しみや弱さではなくて
親のそのまた親の、先祖のそのまた先祖の、宇宙から
いただいたときの
力をちゃんと受け接いでいかなくっては。

そしてもうひとつ。
あの松だけにではなくて
実は何も言わずに排気ガスにも耐え
飾り立てられるダイオードにも耐え
ありがとう、も、がんばって、も言われることなく
地球を守ってきてくれている
どの木、一本一本にも
私たち、人間が、ありがとうと
感謝の想いと言葉をかけ、大切に共存していきたい。
あんな、津波のように
母なる地球が、身震いをまた始める前に。



たいせつなこと

2011年12月08日 15時20分19秒 | Weblog
たいせつなことを伝える個人出版やっています。
そう、プロフィールに書き始めてからまだ一年足らず。

今年も師走の声を聴き
きれいに色づいた銀杏やもみじを見ながら
講演会の会場から会場へ
昨日は
まさに 伝えたかったたいせつなことの
双璧、ふたつ が重なった。

まず、なんといっても、食。
何を食べたら安全なの?
どこなら安心なの?
情報はウソなの?ホントなの?
・・・311からあと
特に子供のいるお母さんたちが
心を痛め、心を病んだりして
こちらの胸もしめつけられてきたけれど
食生活を転換することで環境汚染を跳ね返し
「命」の可能性を最大に発揮して
怖れに生きるのではなく、今に生きて未来を創る
未来食の存在があること

そしてその未来食とは
むずかしいことではなくて
実は遠い遠い祖先からの譲りの食

日本には、古来から
私たちを放射能からさえダメージを受けにくくする
伝統のすごい食があること
長崎の爆心地から1.4キロ地点で被爆された明月医師
実際に味噌と味噌漬けと塩と玄米食
そして砂糖を禁止して
その方の病院の患者さん70名と職員20名は誰一人紫斑も出なかった事実。
激しい抜け毛も歯の抜けることもほとんど無かったという。
2005年に89歳で亡くなられ
共に被爆者だった奥様もまだ95歳でご存命。

そして、30年前からの
確かな実践と研究で
アワ・キビ・ヒエの雑穀の含む
イネの力、五穀力!!
それを、おいしい!の力にさらに変えていく
無限のレシピを伝え、
若い女性や家族を育てつづけている
つぶつぶコーディネーターゆみこさん。
心をかけた料理、母の心、祈りの心で
おむすびをにぎる初女さん・・・
食で、変えられることがたくさんある。

そして
やはり古代に
国の乱れは言葉の乱れと見透して
わたしたちに残してくれた
48音の尊い音のアワ歌と
ヤワしてツクす生き方のトのオシテの教え
「君が代の 末のためしとならんかと  
 畏れみながら つほめおく

 これ見ん人は シワカミの
 心ホツマとなる時は
 花咲く御代の
 春や来ぬらん  」


いま、このにほんに
このたいせつなふたつの蘇りが必要と
そして、いまのためしは
きっとこれから
みんなして、よろこびあう
春がちかづこつうとしているためなのだとひしひしと

真の心の願いを確認した、ありがたい一日でした。