運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

ステージ

2010年03月30日 12時58分23秒 | Weblog
最近、或る人物から「あなたはオレのステージが上がったときから嫉妬してひがんでた」という言葉を言われ驚愕した。
耳を疑ったけれど・・それでも、一瞬、気を落ち着けて穏やかに尋ねてみた。

「ね、えーと、いま言った、あなたのステージが上がったっていうのはいつの何のことかしら?」

「だから、オレが取締役になってからだよ」

・・・なあんだ、人としてのステージのことじゃなかたのね。

ちょっとホッとしたけれど、同時に、本気で心配になった、きっとジョークかなんかだよね?まさか真剣にそんなこと思っていないよね、とあらためて運転席の横顔を見たら、しっかり本気で言っていたみたいなので、もう一度びっくりした。

どうしちゃったのよー、しっかりしてよ
本気でそんな人になっちゃったの?それとも私が知らなかっただけで、ずっとそういう人だったの?

いいや、もう言うまい・・憎まれ役はもうやめよう。

私は、会ったこともないミュージシャンであろうと、自分に関係ない人であろうと、明らかに「あ、これはあの曲のあの部分も焼き直しじゃん」ってわかる加工をして、自分の曲としているのを聴いただけでも、一日イヤな気分になってしまう。それだけ。
そしてそういう種類の発言をしただけ。そういうので「ステージに上がった」講演や公演には、ゴメンね、確かに性分としてきっと拍手はできないだろうけれど。。。


高校時代からの・・・

2010年03月25日 02時01分50秒 | Weblog
あの頃、理想の人は?と聞かれるといつも「ジェームス・テイラー」って答えていた。
高校時代、彼の声と顔と何もかもが好きでため息をついていた。
そのジェームス・テイラーと、同じくらい好きだったキャロル・キングが同時来日ということで、最近よく二人の姿を宣伝などで見ることができる。

永遠に、琴線に触れる二人の声、横顔、何もかもが好き。
彼らが語る。「You’ve got a friend」は降ってきた曲だったと。
キャロル・キングが作ったときもあの曲は、自分を通って降ってきた感じだったと。そしてジェームスが、はじめてキャロルがそれを弾き語るのを聴いたとき、彼女を通して降ってきたと感じたと。
最初から、ずっと前から知っていた曲のように懐かしくてならない感じがしたと。
だからあの曲はものすごく大勢の人たちに力を与え続けている。色褪せない。

あの曲を聴くと当時の親友や、ずっと変わらないともだち、今の大切な仲間や家族、いろんな顔を思い浮かべて、「飛んでいくぞ」って思ってきたものだけれど、そうか・・・もしかしたら、あの ”ぼく(私)の名前を呼んで。そしたらぼく(私)はいつでも君に会いにすぐに飛んでいくよ”
あの曲がもし、天からみんなのために降ってきた曲なら、”ぼく”はもしかして、人間に限りない友情と愛を注ぎながら、わたしたちを助けたいと見ていてくれる、天使とか精霊なのかもしれないって、今になってはじめて思った。
アリガトウ
わたしたちは本当にわかっていない、見えていないですね。
見えないところに愛が充満していることを。。{/hikari_blue/

カガミ

2010年03月24日 10時21分56秒 | Weblog
 あなた は  わたし
 わたし は  あなた
 こっちの端と  あっちの端からやってきて
 この世界の真ん中で
 出会って 学び合う
 
 こっちの端と あっちの端
 だから違う だから大変
 
 あなたの一番好きだった映画は ゾンビ と 死霊のはらわた
 わたしの一番好きだった映画は ブラザーサン・シスタームーン

 辛いものやスナック菓子が大好きな あなた
 辛いものは全く食べられない わたし

 ついその場だけのリップサービスをしてしまう あなた
 言葉について「走れメロス」のようにこだわる わたし

 競争と格闘技と喧嘩が大好きで燃える あなた
 競争が苦手で鬼ごっこも逃げずにわざとつかまっていた  わたし

 他人のことをどうしてもほうっておけない感覚を想像できない あなた
 動きながらちゃんと計算があるというクールさが理解できない わたし

 テレビが大好きで なんでもすぐ形態模写や声帯模写してしまえる あなた
 テレビの音が苦手で ほとんどつけない わたし

 パフォーマンスが得意で目立つのが大好きな あなた
 パフォーマンスが下手で目立つのが苦手な  わたし

 17人の女性と付き合い別れてきた あなた
 はじめてつきあった男性と結婚した わたし

なんでも忘れるか違う物語に変えられる あなた
 なんでも正確に覚えていて不器用な  わたし

 どんな道でも方向転換でき、両手を離してでも運転できるあなた
 生まれながらの方向音痴で 高速道路もコワくて運転できない わたし

 人の評判や肩書きが気になる あなた
 人の評判も肩書きも気がつけない わたし

 どんなものでも なんでもないよと持ち上げられる力持ちのあなた
 どんなにもちあげようとしても上げられなくてしりもちをつくわたし

 ゴミなんて分別しても最後は同じとなんでも一緒に捨てる あなた
 ゴミはなるべく害がなくリサイクルできるようにと分ける  わたし 

 5月11日の夜の8時20分生まれの あなた
 11月5日の朝の8時20分生まれの わたし
 

 磁石のNとS
 

 「こっちの端からとあっちの端からやって来て一緒になるのが夫婦
   だから一番大変で一番大事なんです」

 そう、大好きな中山先生がおっしゃる

 愛は厳しいもの
 お互いは自分の陰をやってくれている相手
自分にはまったく無いと思っていて、実はあるまさかのものを
 互いに、代わりに見せてくれている自分の影
 そう拝み合えた時
 「厳」の読みは、きびしい、から、いつくしみ、に変わる
 そう教えてくれたのは みゆきさん
 陰と陽が
 認め合え、協力し合えたならなにより強い
 今生の一番の学び

 
 拝みあい・・ うがみしょーら

  
 ほかに妨げる理由がない場合は   それが自然だけれど。。

そんな努力をするより
相手を変えたり、人生をとりかえるほうがいいと考えるあなた
繰り返す宿題は続いていく・・・

 

 


 

 
 
 
 

アンマ(阿母)なる・・・

2010年03月23日 01時08分37秒 | Weblog
晴れたら空に豆まいて、なんてしゃれたフレーズの名前のお店でライブだった。大好きな朝崎先生に、今日はその弟子でもあるU-Aも。
朝崎先生の「おぼくり」には相変わらず、条件反射のように第一声から涙がスーっと出てくる。理屈ではないのだ、、なにか深いところがやられる。
今日のイベントはこれまた大好きな奄美のKAKEROMA島にチップ工場が建設され、あの山の木々がやがて伐採されてしまうとわかり、なんとかしたいと動き始めた一連の流れでもある。地球交響曲第七番の予告編本邦初公開も、素晴らしい気配を満載して香り立っていた。

奄美は、わたしたち日本人だけでなく、人類のふるさとであり、あそこの山の木がなくなるかどうかは人類への試しだと思う。。
奇しくも、この秋、世界のネイティブのおばあちゃんたちが奄美に集まる。

ここでお知らせ
13人のグランマザー国際会議JAPANプレイベントが3月31日(水)
昼の回 14:30  夜の回 18:30
ドキュメンタリー映画『For the Next 7Generations](85分)上映とともに
グランマ、クララと発起人ジョディ、そして龍村ゆかりのトークがある。
参加費1000円  国立オリンピック記念青少年総合センターで。

13granmothers@gia.to (龍村ゆかり)申し込み 主催:いのちの環 

ふるってご参加ください。

春のきんぴら

2010年03月22日 00時10分09秒 | Weblog
春は嬉しい!!  どこをみても生命があふれている。どの庭にも、梅やチューリップや桜草やヒヤシンス、小手鞠、木蓮、ラナンキュラス・・と、花が咲きそろい始め目にも香りにも訴える。
鳥たちもよく啼いて嬉しそう、ツッピ、ツッピ、ツッピ、と必ず三回ずつ啼いているのは、白と黒のツートンカラーの子、鶯も啼いている。

そして、春は八百屋さんの店先にも、大好きな新芽や山菜や青々としたさやの豆たちも出揃う。
この時期のえぐみのある野菜が大好き、ぜんまいやこごみやわらびみたいに、巻きのある形状のものを見るともうじっとしていられない。

今日は、まず、うど!大好きなうど。柔らかい春ごぼうと人参と一緒にうどのきんぴら。
唐辛子がないので、ふきのとうをみじんぎりにして加えてみた、ちょっとぴりっとなっていいかなと。そして、金ゴマをたっぷり摩り下ろして仕上げる。
残ったうどを少しだけ糠床にいれてみた。。これも楽しみ☆
嗚呼、春の幸せは日々、キリがない