一昨日から「ゆめにっき」というゲームにドハマり中。このゾクゾク感は小学校の時にプレイしたマザー以来じゃなかろーか。
実は、最初に動画で見た時マザー2を連想してたんだが、プレイしてみて印象が変わった(何が違うのん?という人は昔「mother1,2の比較:安定と不安定」という記事を書いたので読んでみてほしいが、簡単に言えば安全でかわいらしさが前面に出ているのがマザー2で、不安定で不気味さが前面に出ているマザーと自分は見ている)。動画を見ている段階ではかわいらしい擬音やエフェクトに注意が行っていたが、(攻略の手順を知らずに)自分がやる段になると、次々に脈絡なく表れる世界の不可思議さやら不気味さやらをもっともっと味わいたくてどんどん先に進んでしまう感じがマザーのマジカントやホーリーローリーマウンテンを進んでいる時の心持と非常に似通っているのだ。
このような経験をして、ある攻略サイトで「最初に一回は自力でクリアした方が絶対に良い」とあるのが非常に納得できた。それは単に自力でやる楽しさというよりもむしろ、「目的がない」ことが明言されているこのゲーム(?)において、「~を手に入れるために・・・へ行くor・・・する」という合目的的なプレイ態度が、この作品の本質的な魅力である名状しがたい不気味さやそれに向かっていく昂奮を台無しにしてしまうからだ(そういったフォーマットにエフェクト集めやレアキャラ登場といった形でゲーム性を付与している、というのがこの作品の妥当な評価と思うがどうだろう)。
というわけで、地下鉄のホームに行くはずがなぜか屋上に出てみたり、いきなり赤い怪物に食われてみたりするゾクゾク感を存分に堪能しておりマス。まだプレイしたことがない人はぜひ一度どうぞ。ま、とは言ってもかわいらしさも大きな魅力なのは確かで、ついつい「ねこ」のエフェクトでムダに鳴かせたりしていマスが。だってかぁいいんだもん(はぁと)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます