詳しくは二つ前の記事にあるceintureさんのコメントを参照してもらいたいが、鬼隠し編は現在とはかなり異なるプロット・コンセプトを元に作られていたのは明らかである(製作日記などからわかる)。いや、鬼編はまだ決まっていない部分が多数あったと言うほうが正確だろう。その結果、ceintureさんの言を借りるなら「回収不能」となった要素も少なからずある。その一つとして、鬼編TIPS「元気ないね。」を取り上げたい。
これはレナと魅音の会話からなっているが、問題はその内容。魅音はレナに対する禁句を平気で喋っているのだ。言い換えれば、レナを煽っているような言動だ。これは祟編で暴走しかけるレナを止めた魅音の行動と矛盾している。と同時に、最終日での圭一に対する魅音の言動とも食い違う。ちなみに言っておけば、これが圭一の妄想の反映である可能性は極めて低い。なぜなら、大石は「オヤシロさまの使い」と呼ばれている、といった全く未知の(と同時に事実通りの)情報が出てくるからだ。
思うにこれは、詩音が「存在していなかった」鬼編において、魅音が現在の詩音の役割をも担っていたためではないか?それはつまり、鬼編時点では魅音が真の意味で悪役になる場面が想定されていたということだ。そう考えれば、鬼~皆編を見渡した時に異質なこのTIPSも理解できる。
だがそれは、詩音が定着してしまった以上、このTIPSが回収不能なものになってしまったことをも意味している。現行の園崎魅音の立場では、このTIPSの言動はどう転んでも説明がつかないからである。
まあ意地の悪い見方をすれば、罪編であのように鬼編の解答を提示したのは、触れたくない、触れられない部分が多いからだろう(苦笑)もちろん、罪編の解答自体が鵜呑みにしていいかどうかって部分があるから微妙だが。例えばおはぎ作るシーンは誰の視点?て話になる。他人の記憶とクロスオーバーする現象は今までなかったように思えるし。てゆうか解答編が鵜呑みにできないってどうなのよ?と突っ込みつつこの記事を終えることにする。
これはレナと魅音の会話からなっているが、問題はその内容。魅音はレナに対する禁句を平気で喋っているのだ。言い換えれば、レナを煽っているような言動だ。これは祟編で暴走しかけるレナを止めた魅音の行動と矛盾している。と同時に、最終日での圭一に対する魅音の言動とも食い違う。ちなみに言っておけば、これが圭一の妄想の反映である可能性は極めて低い。なぜなら、大石は「オヤシロさまの使い」と呼ばれている、といった全く未知の(と同時に事実通りの)情報が出てくるからだ。
思うにこれは、詩音が「存在していなかった」鬼編において、魅音が現在の詩音の役割をも担っていたためではないか?それはつまり、鬼編時点では魅音が真の意味で悪役になる場面が想定されていたということだ。そう考えれば、鬼~皆編を見渡した時に異質なこのTIPSも理解できる。
だがそれは、詩音が定着してしまった以上、このTIPSが回収不能なものになってしまったことをも意味している。現行の園崎魅音の立場では、このTIPSの言動はどう転んでも説明がつかないからである。
まあ意地の悪い見方をすれば、罪編であのように鬼編の解答を提示したのは、触れたくない、触れられない部分が多いからだろう(苦笑)もちろん、罪編の解答自体が鵜呑みにしていいかどうかって部分があるから微妙だが。例えばおはぎ作るシーンは誰の視点?て話になる。他人の記憶とクロスオーバーする現象は今までなかったように思えるし。てゆうか解答編が鵜呑みにできないってどうなのよ?と突っ込みつつこの記事を終えることにする。
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