スンガリア舞曲

ヒメアノールを見て、落ち込むどころかエロシーンでリビドーが燃え上っていた私は、雨がそこまでひどくないこともあり大森駅に行かずブックオフに寄って本を物色していた。しかし、ヒメアノール５～６巻も含めお目当ての本がないため店を出ようとしたところ・・・外はバケツをひっくり返したような豪雨。ふぅ、台風が来ていることを思えばこうなることは予想がついたはずなのに、甘い予想→うすのろ行動→死亡という残念なパターンをまた繰り返してしまった。いっそ自分を罰するためにこの大雨の中を佇んでやろうかと思ったが、明日は仕事なので雨脚が弱まるのを待ってから駅にダッシュ。幸い電車は遅れておらず、すぐに新宿へ移動することができた。

 

そこで目にしたのが・・・

 

 

くっ、何というエロスか。ええい収まれ麻衣さん。ここはパブリックスペースであるぞ。もし今日が台風でなかったら、すぐにでも処理場へ駈け込んでいたことだろう。まあ今日は別の目的があるのでとっとと移動するぞ、と。

 

 

はい、やってまいりました。ここはロシア料理の「スンガリー」新宿西口店。 元は「パンケーキ特集」で知ったお店だが、今日は普通のコース料理をいただきにまいりました(ただし、方向音痴の俺は迷路のような店の場所にいつも迷う羽目になるのだがｗ)。

 

 

というわけでモスクワコース＋酒(名前忘れたｗ)を注文。さてロシアといえば勉強やニュース以外ではあまり身近な感じのする国ではなかったが、この前稚内へ行った時にサハリンへ船で渡れることを知り興味を持った。ただ調べてみると、飛行機で新潟からウラジオストックの方が速いらしいので、行くとしたらその経路を使うことになるだろう。そろそろ国内もコンプリートしそうなので、海外進出を考える時期ではあるが、ロシアの前にタイ・台湾・マカオ・モンゴル・韓国あたりが候補になりそうだな。

さて、国内の次なる目標は未踏の北陸遠征だが、どうも新潟は行く気が起きないので富山・石川をセットにして回るか。新潟と言えば、なぜか山形と組み合わせると別にやる気が萎えることがない。新潟は斜めに長いから、山形へ移動するついでにあちこち回ることが合理的だと感じてやる気が出るってことなのか？あと、未踏の地である山陰は全く興味が湧かないが、それならいっそ岡山・広島・島根・鳥取をセットで制覇してしまおうか・・・

 

 

なんてことを思っているうちにマリネが到着。ではいただきます・・・ってなにこれ、うますぎる。絶妙な塩気とパンの組み合わせがすばらしい。もうこれだけでいいわ。弱めのウォッカが合いそう。酒がガンガン進みます。

 

 

てなわけで次の酒はラスプーチンを注文。そこへ壺焼きが到着。ぬう、ラスプーチンに壺焼きとは何と面妖な組み合わせよ(ゲスの勘繰り)。壺焼きはこじんまりしているがなかなかおいしい。というかアンジェロの頃からいっぱいちゅき(はぁと)。

 

 

お次はボルシッチィ！！これが言いたくて今日は来たようなものであるｗクリームをまぜて食べるとうまい(小並感)。

 

 

最後はビーフストロガノフ。この名前からするとストロガノフ家が連想されるが、ウィッキーさんによると由来は諸説あるらしい。あと、小学生の時に読んでいたコミックボンボンの「OH!MYコンブ!」の敵キャラにストロガノフっていかついヤツがいたなあ・・・つうか美羽の「もったいないノフ」じゃないけどーコフとかーノフって何なんや(あとースキーも)。今度調べてみるか・・・ちなみにこってりしてるかと思ったら煮込みでとても優しい味です。「パンチが効いてない」という言い方もできるので、まあそこは好みの問題かな。

 

 

食後のティータイム。ところでこの器でなぜかマトリョーシカを思い出したのだが・・・模様の関係かな？しかしジャムと紅茶ねえ・・・こういう組み合わせは初体験だぜ。じゃあ入れる前にとりあえず食べてみるか。

うーまーいーぞー！！！！！どれも非常に味わいが深く、最初の甘味の後に果物の風味が口の中に広がっていく・・・ジャムってこんなうまかったのかと驚愕した。これがジャムだとしたら、今まで私が食していたのはツチノコのゲロ的なものだったとしか思えない。

そういうわけで、いつもの混ぜ混ぜ儀式をやることすら忘れ、ジャムと紅茶のコラボを堪能いたしました。

 

 

今度来た時はロールキャベツとキャビアを食べたし。Я вернусь!(コピペ)