Dr.ミソシル inサイゼリア

突然だが、ワシは混ぜるのが好きじゃ。
例えばうどんとカップラーメン、赤白ワイン、さらにはビールにミソを混ぜるといったことをよくやっておる。あの「何が出るかな」感は何物にも代えがたい興奮を与えてくれる。センスオブワンダーを共有する者なら理解できるじゃろう。


さて、昨年７月に生活圏が変わり、あまり縁がなかったファミレスを読書やブログ作成によく使うように…あ、おねーちゃんミラドリ追加ね。ただ、既述のようにファミレスの料理に値段相応の価値を感じないのは変わらん。そんなワシには単品ドリンクバーが基本。これは単に２８０円で粘れるといったセコイ理由などではない。様々な飲料を、自分のさじ加減で好きなように調合できるのだ。これぞまさに至福の時！席からドリンクバーへ向かう時のあのめくるめく興奮は筆舌に尽くしがたいものがあり、思わず飛び跳ねてしまいそうな衝動を抑えるのに毎回苦労する。ここで下手にマークされて秘密の実験に勤しんでいるのを気取られてはまずいからの。


おっと話が逸れてしまったようじゃ。
そんなわけじゃからメロンソーダとなっちゃん、烏龍茶とコーラなどといったものは当然に調合済みだが、それらは予想の範囲内にとどまった。しかしこの前のコーヒーとジンジャエールは思わぬ発見であった。最初はコーヒーとソーダのディスコードがワシをヴァルハラへ連行してくれるであろうことを期待しておったが、何とそこに現れたのは苦味と炭酸の後にくる微妙な甘みという不意打ち。これは…まさに黒ビールのノンアルコール版ではないか！！


興奮したワシは、様々な配分を試してみた。
結論としてはコーヒー：ジンジャエール＝８：２くらいがちょうどよい。配分をミスると甘さが勝り残念な味になるので注意が必要じゃ。最初はコーヒーを多めにして少しづつ調整するとよいじゃろう。


昨今ノンアルコールのビアが取り沙汰されておるが、これなら黒ビール版が開発される日もそう遠くはなかろう。その時ワシはプロジェクトリーダーとして巨万の富を得るに違いない。その資金でロチャニをべラルゴしてエドドジロビソれば…あ、おねーちゃんミラドリ追加ね。