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ここは冥界の入口ですか?いいえ、ラーメン屋ですよ(・∀・)
てなわけで、ここは新宿ゴールデン街にある「ラーメン凪」。元々は浅草付近の立ち食い蕎麦開拓の続きをやろうと思っていたが、所用を済ませているうちに閉店ギリギリにしか着かい時間となったため、昼飯の場所を新宿に変更してゴールデンを訪れた次第。
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てか昼の新宿って、椎名林檎の「丸の内サディスティック」を思い出すな(まあ歌詞に新宿は出てこないんだけど)。何かアバンギャルドと明るいメンヘラが渾然一体になってる、みたいなwまあ夜になると退廃的な色が濃くなって「歌舞伎町の女王」になるんだけどもw
お目当ての店はゴールデン街のちょうど真ん中に位置しているのだが、
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こんな感じにガッツリ並んでおり、私もその列に加わる。しかしまあ外国人率の高いことと言ったら・・・かつての東南アジアなども連想させるような街の造りだけに、物珍しさで来る人も多いんだろうな。
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昭和にタイムスリップしたみてーだと思いながら、いつものように本を読んで時間を潰す(今日は平山優『戦国の忍び』)。
だいぶ進んだ頃にふと見上げると・・・
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青空がまぶしすぎるぜ・・・
変わらないバカな空を見上げ 男はちょっと戸惑い変わり続けた 遅れぬよう意地を張って町に尾いて走り・・・
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とB'zの歌を思い出していたところ、お呼ばれしたので食券を買いに入口へ。
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何じゃあこりゃあ!?一面の朱色と二階へ向かう狭い階段というのもあって、
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これと似たものを感じさせるぜ。
なお、券を購入して店員に渡した後、一度階下に戻るシステムになっている。
改めて上階から見た入口をもう一回どうぞ。
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何て蠱惑的な空間なんだ・・・この赤い部屋で一日中過ごして、次の日に一日中森の中でボーっとしてーわ😍
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あて、呼ばれて椅子に座ると、店内はこんな感じでおます。
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ホンマは窓際の席がめっちゃおもしろそうだったんだけど、まあ混雑してるんでここはしゃーなし。
ちなみに、目の前でスープをつぎ足しつぎ足しで作っていて大変そうでした。店員さんもみな外国人で、うーんコスモポリタン!
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というわけで、満を持して配膳されたるは「すごいつけもめん」+「卵トッピング」+「漁師飯」のしめて1900円なり。
元々きしめんがすごい好きで、熊本の「武蔵うどん」とかでもよー食っていたので、これを頼まない訳にはいかない、と注文した次第。
さて、お味は・・・
ほう、これは美味い!
何というのか、煮干しスープ独特の濃厚さは確かにあるんだけど、あくまでそれは最初だけで、後味がとてもスッキリしていて非常に上品な印象を受けるんよね。
美味い煮干しラーメンというものは、大抵「どこまでドロドロに濃厚かで競う」みたいなイメージがあるが、それとは一線を画しているものだと思う。
なお、もう一つ頼んだ漁師飯だが、こらは鰹節が乗っていることから直感的にねこまんま仕様で食うヤツや!と喝破したので、つけ汁を投入して食したところ、大変に濃厚で味わい深く、(贅沢を言えば)今回の食に若干不足していた要素を完璧に補ってくれたため、私はパーフェクトな満足感を得て、店を後にしたのであった。
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