ポプテピピック：平大地はドロップしない

 

今日の仕事の段取りを考えている際に、俺の頭の中をある疑問がよぎった。なぜ、そそぐによる次回予告がどんどんヤンデレっぽくなっているのか、と。

 

もちろん、原作では小さい頃の婚約の話から飛躍して勝手に自分を大地の結婚相手とのたまっていた彼女のことである。このような言動をすること自体は織り込み済みだ。しかし、一回限りのネタならともかく、そこからストーカー疑惑もとい確信(笑)、夢を追って海外逃亡する大地、といった具合に何だかどんどんそういう要素(すれ違いとカタストロフの予感)がエスカレートしてはいないだろうか？(真面目に書いておくと、サスペンスもののテンプレをあれだけ丁寧にやった製作陣が、いわゆるラブコメものの王道的展開を意識してないはずがなく、あの思わせぶりな諸々の次回予告はつまるところそれ自体がネタ事態に過ぎない、ということになるが・・・まあそこはおもしれーから妄想を膨らませてみようじゃあないか(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬ)

 

その意味を考えるにつけ、一話で大地がそそぐの事を忘れている描写があるにもかかわらず、その後で何事もなかったかのように二人が会話を続けていることが大きな引っかかりとなった。原作では論理的に繋がっている部分がアニメで断絶しているのはなぜか？

 

そう考えた時、私の中を稲妻が貫いたような感じがした。あー、そういうことね完全に理解したわ。つまり、１１話で大地は誰かに危うく＊されそうになるんだろう(まさにテレレ、テレレ、テーレー的展開ｗしかしここは、「かなーしみの、むこーへと～」がオルゴールで流れる予想に一票を投じたいものだｗ)。一命を取り留めた大地は、なぜかある人物のことだけ思い出せない。症状を気にする親族・友人たちだが、今までの生活に戻れるならそこは無理をさせないで・・・という配慮の結果彼は退院する。それが、一話目に私たちが「出会う」平大地なのではないか？だから、忘れているにもかかわらず、そこから「再会」する描写はないまま来ているのである。

 

この直感に打たれた私は、「残念だったな、そそぐ。平大地はドロップしねーんだよ・・・」と一人ごちながら、来る１１話と１２話に思いを馳せるのだった。