知識と思考力は深く関連しているのみならず、等しく重要なものである。
その関係は、図形の底辺と高さに似ている(底辺は知識、高さは思考力)。思考力(高さ)はあっても知識(横幅)がない人というのは、土台の不安定な図形しか作れず、横から風が吹けば容易にバランスを崩して倒れるだろう。一方、知識ばかりで思考力のない人は、豊富な知識を持っていても、妥当性のある法則に昇華できず、高みには至れない。
このよ . . . 本文を読む
廃墟というものは独特の味わいがあって好きだ。
ただし、廃墟なら何でもいいというわけではない。
例えば、廃屋の中の布団などがそのままになっているのを見ると興ざめするので、どうも生活臭が残っているのは嫌らしい。また、コンクリートの廃墟に強く心惹かれる一方で、木造建築のそれにはあまり魅力を感じないが、これは木造よりコンクリート製の方が無機的な印象を受ける(=生活臭が少ない)からかもしれない。先ほど生 . . . 本文を読む
昨日友達が泊まりに来た。次の日が仕事にもかかわらず、酒を飲みつつ色々と話し込んだので、その雑録を残しておく。
<本を読む場所>
家では集中して読めない。むしろ電車の中などで時間が限られた、あるいは不自由な状況の方が頭によく入る。とはいえ、ハードカバーの本を電車の中で毎日読むのは効率がよくない。分量が多くて読むのに時間がかかるうちに、前の内容をどんどん忘れていくからだ。すると、一体どこで大著を読 . . . 本文を読む