君望第二章において第一章を回想するシーンは結構ムダが多い。その最たるものは遥が孝之のエロ本発見のエピソードだろう。はっきり言って時間と容量のムダと言うしかない。また水月とCDを買いに行った時の話なども全てムダとは言えないが、もう少しコンパクトにまとめれたはずだ。
これらのシーンから感じるのは、過去を回想して本編の穴埋めをするというよりはむしろ、陰鬱な空気の中に陽気な、若々しいエピソードを入れて . . . 本文を読む
さて、君が望む永遠についてはかなりの分析を行ってきた。ここまでくれば、批判をしてもそれほど誤解を受ける恐れはないだろう。そこでまず手始めに、天川蛍シナリオを斬ることから始めよう。すでに孝之のパーソナリティから同シナリオの問題点を論じたが、今度はもっと別の方向のものである。
おそらくこれを読んでいる人には自明の通り、蛍は「爆弾」を抱えている。問題なのは、それと看護婦という仕事に就いていることだ。 . . . 本文を読む