スコとyuwataの部屋

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ダンス・ダンス・ダンス

2018年11月28日 18時43分54秒 | 書籍

ご存知、村上春樹2,099ページにも及ぶ長編小説である。

昨日、今日の2日かけて電子書籍(iPhone)で読んだ。

片手でペラペラこりゃ便利。

単行本の字も良く見えない。(老眼)(笑)

読んでいるとのめり込んで、読むのを休んでいても、

時間が経たない内に、また読まずにはいられなくなる。

村上春樹の魅力であろうか?

村上春樹の文章は句読点が適切で、難しい内容もあるがメルヘンチックで読みやすい。

自分の持っている共感できる心情をハイセンスな文章で表現してくれる。

お馴染み、今回はロックミュージック蘊蓄(うんちく)が炸裂する。 

 

風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』と

主人公が一緒で、考えてみたら名前がない。

それらはその前、この前の入院時とその後に読んだ。

本書は完結編と言ってもいい。

資本主義の高度発展への社会批判、主人公の空虚感孤独感とつかみようのないが表現されている。

 

 

 

1Q84(以前単行本を買ったが、読まないうちに無くなった)も読みたいのだが、電子書籍は英訳しかない。

映画はちょっと観る勇気がないので、また読書で入院の暇をつぶすしかない。