広島県三原市糸崎７「福原水産」届出なしでフグ白子と誤って卵巣卸売

フグ料理食べた３人が手足しびれ　尾道の飲食店　／広島
毎日新聞2016年4月27日　地方版
広島県は２６日、尾道市土堂２の飲食店「かき左右衛門」で、２４日夜にフグ料理を食べた５０〜６０代の客３人が手足のしびれなどの食中毒症状を発症したと発表した。いずれも軽症で、回復している。県は２６日付で、同店を営業禁止処分にした。
広島県によると、魚介類販売業「福原水産」（三原市糸崎７）がフグの白子と誤って、卵巣を販売したという。福原水産はフグ処理施設の届け出はなかった。そのため、同社を２６日付で、フグの取り扱いに限り営業禁止処分とした。【寺岡俊】