裏返しの際、
隙間の空いている畳の寸法を測ってきます。
そのまま、畳表をひっくり返すと隙間があいてしまいますので、
こちらは、表替えの引き上げの時に
中の畳、以外すべて寸法を測ってきます。
私が畳屋になる前から親父のこだわりです!!
祖父の時には、表替えも上の画像のように、
隙間のあいている畳だけを測ってきていたそうですが、
親父いわく、全部、測ったほうが正確!
確かにと思いながら荷物の多い、お宅は大変ですが!
始めたときからこのやり方でしたので、
当たり前の事だと思っていたのですが、
案外、この様な事をされている方は少ないようです!
この画像解りずらいですが、
裏返しの仕事です。
1日に何十・何百畳もできる、機械の裁断の画像です。
定規につけているのですが、
ノコギリで切ったみたいです(困)!!
機械の包丁が切れないのですかね・・・イヤイヤ
直しが大変でした・・・!!!
床よりも小さい畳表、
床の落としで下の方が、出てるやつ。
機械で縫って有るのに縫う前にいっぱい打ったタッカー
本来のやり方とは大分違うのに・・・。
畳を敷いてしまうと素人の方には分からないので、
そういう作業方法も有りになってしまったんでしょうね。
私は、工員ではなく、職人でありたい。
しかし、商人でないと・・・。
つらい世の中です。
特に、この仕事は手間が見えないですからね!!
表の違いも解りずらいですしね・・・
薄利多売の世の中で、
職人と商人、こだわりと売れるもの・・・
実に悩むところです。
職人といえども経営ですから、
儲けなければいけないのですが・・・
できない自分が・・・
機械の振動で、どうしてみなるようです。
うちの両用機にも付いてます。仕上がりがやはりよくないので使うことはないですが・・・
買ったときタダ付いてただけでした。
細かい作業はやはり人間の手が一番ですね。
コメントありがとうございます。
ただでさえ寸法がアマク参りました!
家の場合、表替えより、裏返しのほうが、
手間かかっちゃいますね!
こだわり?(自己満足)ばかりで、
儲けるの下手で・・・