本日、千葉市緑区あすみが丘の、A様宅に、新畳を納品してきました。
仕様は、宮城産の藁床に、熊本産ブランド表 最高級「ひのさらさ」の畳表です。
新畳の入れ替え工事の手順。(藁床の場合)
まずは、古い畳を1度上げ、寄席の中を採寸します。
そして、また古い畳を元に戻し、約1週間程度経ってから、入れ替えます。
通常、藁床は、わらを縦横に、30㎝~40cm位積み、5~6cmに圧縮されています。
それを寸法に合わせ、切断し、平刺しと返し縫いという、細い糸で縫い付けます。
当然、そのままだと、圧縮された藁床は、段々と膿んで行きます!ので、
当店の場合、藁床の新畳は、数日、預かりの畳などで加圧し、馴染ませます!!
こうして、採寸から、役1週間後に、古い畳を撤去し、新畳に交換になります。
今回、床の間の縁も、部屋に合わせたいという事で、縁交換を頼まれました。
よく見ると、表がつれてなく、シワシワで・・・
上げると、1分べニア板で、どうしたものかと・・・?
なるほど、この手があったかと!
表を巻く部分(両端だけ)を残し、家にあった1分べニアを、ボンドで接着し、2分厚に補強し!
ガムテープで張り付けた施工も、強度も出たので、手縫いで引っ張り、見事にシワも解消!!
話も大分それましたが、今回のブログの話題は、熊本産ブランド畳表の、最高級ひのさらさ
全体的な、施工後の画像では、パッと見、高級感が伝わらないと思いますので、UP画像を!
UP画像でも、高級感が伝わらないですかね?
まあ、手前味噌ですが、寸法具合が良杉なのは、伝わると思いますが?笑
あまりの、目の積み(ィ草)具合に、手で張ると、爪がめくれそうな位、凄い地厚の表でした!!!
この画像は、青みもあり、見た目に近い感じですが、画像って難しい・・・。
今回も、敷き終われば、寸法具合はバッチリの、自己満足でしたが!
最高級、熊本産ブランド畳表ですので、数量のみの仕入れでしたし、
明日から、産地の方も、盆休みだと思いますし、内心、敷くまでは、ドキドキでした・・・ホッ♪
前回に続き、
畳を作る技術も大事ですが、やっぱ、寸法取り(採寸)が、1番大事ですね!
1に寸法、2に寸法。
いやー、作る前の、足し算・引き算も、何度も確認し、間違いなくて、ホッ・・・♪
神社仏閣から、茶室! 黒い畳や、ピンクの畳。
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