昨年、表替え+新畳を、していただいたお客様から
数日前に、火鉢の台として電話をいただきました。
いい機会!勉強のため(差しあげるつもりで)、
平刺し(縁の中を縫うこと)を、しない円形の畳を作ってみました。
作り方を東京の葉本畳店さんからTELにて教えていただきました!
下地作り(土台)は昨日やっときました。
本日、通常の仕事を終えてから、縁を接着してみました。
なるほど! っといった感じです!
逢着仕上げには、およびませんが、なかなかの仕上がりです!
これなら、手間も随分はぶけ、値段も安価に、すみそうです。
平刺しタイプ・接着タイプどちらも円形畳ですが・・・
当店では、台としての畳なら、これでもありかと思いました。
当店では、今まで手縫いによる円形畳しか製作していなかったため、どうしても手間がかかり、安価に提供できませんでした。
いい事を、教わりました。
本日、自分で作ってみて思った感想は、
手縫いも接着も、どちらもありかなと思いました。
お客様の予算や使用にあわせ、選んでいただければ、それで、いいのかと思いながら、
当店の親父(昔気質の職人)は、首をかしげていますが・・・
(縫う事が仕事と考えています)私も基本的には、そう思うのですが!
当店の考え(私)ですが
どちらも円形畳ですが、円形畳に限らず、何故、同じように見えて安価や高価なのか?
お客様には、材料の違いや工程の違い(手間のかかり方)を、
説明し解って頂いたうえで、選んでいただきたいと考えています。