預かりの、床の間です。
現状と同じ様に施工しようと思いましたが、少し現場状況に考慮してみました。
縫い目が恥ずかしい事もあり、別のサイトにUPしてみましたが・・・
興味のある方は、コチラにて・・・
先日、今になると大分前ですが・・・
プチオリジナル縁を使っていただいた、入れ替えのお客様より、追加で床の間も頼まれました。
素材は、龍鬢表でなく、ダイケン銀白になりました！
小目の在庫も多々ありますので、どちらでも良いと思っていましたが、お客様の好みで、コチラの施工に！ 「急がないから」のお言葉に甘え、随分と遅くなってしまいましたので、粗品にダイケン大目のミニ畳を差し上げました・・・
今回の仕事は、通常の表替えの工事ですが、
色々、特殊な事の多い、お宅です！
画像では、解りづらいと思いますが！！
８畳が２間続きの部屋の１部屋の表替えです。
この辺りで、は８畳の２間続きの座敷は「ハチアワセ」と言い、
１部屋を９畳に施工する例が多々あります！
９畳の仕様にも色々ありますが、今回は、８畳+細長い畳のケースの紹介です。
下見、当初は８畳+細長い畳の表替えでしたが、
本日、床の間もやる事に！！
こちらの床の間も難関が！！！
変木の柱の下に入る床の間です・・・
色々、珍しいケースが重なり、今回の素材の使用ですが、
床の間・イリッコは健やか表、銀白を使用しました！
床の間用の小目の表も数年前に親父が１０畳分購入し、
５畳分在庫してますので、悩んだ末に、今回のケースに！
ヤクモノの畳+１枚で２畳分+次回は、そのままとのトータル的にみて当店の考えで
こちらの素材を使いました！
新築の施工は２６年前位、当店親父３４・５歳の新畳です、
現在の私の年代時ですが、この時期の畳じたいピークかもしれません。
畳床も当店自慢の東金製畳さん使用ですが、
等級によりますが、現在の新畳の床より重くて硬い様な気が・・・！！！
今日も機械の針を１本折りましたが、
親父いわく、自己満足しながらも、６０歳の現在、
担ぐにも、刺すにも大変だった様です！！！
新畳時も、かなり大変だったと思いますが、
２６数年後の今回の表変替えも大変でした！！！
戦後、第２世代の親父の拘り、
親父寄りの考えですが、第３世代の私の考え、
薄利多売の世の中で、良いモノを安くの提供・・・（良い物は高いと思いますが！）
日々、討論（喧嘩）しながら、模索しています。
この時期、２０年を超える農家さんの新畳や表替えに追われますが、
色んな意味で、ブログに載せられる、
変わった素材や拘りが出せそうです！！！
