杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

9月の日記14 米ぬか袋  御幣の作り方

2011-09-21 14:09:42 | 神職・宮司になるためコーナー

9月20日

台風の影響で雨

掃き掃除ができないので、神楽殿の床を米ぬか袋でゴシゴシ

時間がかかるけど、ツヤツヤしてきます。

 

午後は、亀山神社へ御幣作りを学びにいきました。

 

【御幣作り】

幣串の長さと紙垂の大きさのバランスは、紙垂用の用紙を半分に折った状態の横の長さが幣串の2分の1の長さ。

 

紙垂の用紙を半分に折った状態の縦横は、横4:縦3。これでキレイにバランスがとれるようです。

 

通常の奉書紙を切っていくと、幣串とバランスが崩れることがありますので、上記を念頭において作ることがよいみたいです。但し、奉書に無駄がでます。

 

また、通常の奉書紙だと紙垂を折っても膨らみやすいので、薄い奉書紙がよいみたいです。

その際、紙によって縦線が入っていますので、それにそって切るようにします。自然の摂理に添った切り方です。

 

鏡部分と胴部分は、各神社で異なることも多々あると思います。

 

こういうことも学ぶ時間(講義)が必要ですよね!

 

彼岸花が咲く、収穫前の田を横切る山陽本線の電車

右斜め向こうの森が、杉森神社