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「土の学校」




「奇跡のリンゴ」の映画の公開に合わせて
何冊か出された木村秋則さんの新刊のひとつです。
自然栽培の視点から、土に対するいろいろな
見解をまとめたもので、とても興味深く
楽しく、あっという間に読み終わりました。
中でも印象に残ったのは、自然栽培だと
雑草を抜かないので、様々なバクテリアが土の中に
存在して、連作障害が起きないというお話でした。
除草剤を撒いて雑草を枯らしたり、
土壌消毒剤で良い菌も悪い菌も
皆殺しにしてしまうと連作障害が起きやすくなるのだそうです。
私は、畳二畳くらいの場所で、自然栽培の
まねごとをしていて、今年はミニトマトを植えたのですが、
来年は実物は植えられないと思っていました。
でも、このことを知ってとても嬉しくなりました。
連作障害は、自然のことだと思っていたのです。
まさか、こんな真相だったとは.........。
農薬や化学肥料を使った農業は、人間が自然を
ねじ伏せるようなものなのではないかと感じました。
また、自然というのは無駄無く完璧なシステムになっていて、
そこにうまく寄り添えば、
安全で豊かな恩恵を享受できるのだと思いました。
自然栽培を通して、自然界への
理解を深めることが出来る本でした。
知れば知るほど楽しいので、うまくいかなくても、
細々としつこく自然栽培を楽しんでゆきたいと思います。



























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