イタリア料理

新酒ワイン(Vino novello ヴィーノ ノヴェッロ)

もう、少し前の話題です。

新酒ワインと言えば、フランスのボジョレー・ヌーヴォーが有名ですが、イタリアでも各地で、新酒ワインが作られています。

新酒ワインは、短期間で、ワインを完成させなければいけないので、通常の製法とは違う方法で作られます。

ボジョレー・ヌーヴォーは、その年に採れた、ガメイ種のブドウを、炭酸ガス浸漬法(炭酸ガスを使った製法)で作られます。

イタリアでも、この製法で新酒ワインが作られますが、新酒ワインとして、市場に出すのには、40パーセント以上の炭酸ガス浸漬法で作られたワインに、従来の製法で作ったワインを混ぜることが出来ます。ブドウの品種も指定されていないので、ワイナリーが、独自の味のワインを作ることが出来ます。アルコール度数は、11パーセント以上と決められています。
炭酸ガス浸漬法のワインの割合が多いほど、柔らかく、フルーティーなワインになります。解禁日は、10月30日で、11月の第三木曜日に解禁されるボジョレー・ヌーヴォーより早くなっています。

イタリアでは、解禁日を過ぎると、スーパー等に新酒ワインが並ぶようになりますが、特に騒がれることもなく、定価は700円位ですが、最初から値引き価格で売られています。

そして、年が明けると、もう見かけることはありません。




サンジョベーゼ種とメルロー種で作られた、ウンブリア州のオーガニック新酒ワイン。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

subasio
Balaton620様へ
こんにちは。コメントありがとうございます。イタリアとハンガリーは、そんなに遠くないのですが、まだ行った事はありません。
機会があれば、是非一度行ってみたいと思っています。ハンガリーのワインも、あまり見かけないのですが、少し前に友人に勧められた赤ワイン(名前は忘れてしまいました)が美味しかったのを思い出しました。
これからもよろしくお願いします。
Balaton620
新酒ワイン
こんにちわ!
初めてコメントします。
ヨーロッパってドイツの真ん中から南の国々では、各国、お国自慢のワインがありますね。 私の住むハンガリーのバラトン湖周辺は白ワインの名産地(ハンガリーの中だけの物でしょうけど)なんですよ。 日本ではボジョレーだ、ボルドーだと騒いでいるけど、ハンガリーワインも飲ませてあげたいなんて。 つい手前味噌が出てしまいます。
時々、スーパーにワインを買いに行きますが、VINO NOVELLO のマークに記憶があります。 いつも地元のワインを買ってしまいますが、今度 VINO NOVELLO を買ってみたいと思います。 紹介ありがとうございました。
Balaton620


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ワイン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事