冬の間に出回る、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレビーゾ・タルディーボ 。
ヴェネト州のトレビーソ付近で作られる、キク科のチコリの仲間です。
ラディッキオ・ロッソには、2種類あって、10月ごろから出回る、早生の物は、プレコーチェと呼ばれます。
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プレコ―チェのラディッキオロッソ。少し苦みが強いです。
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こちらは、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレビーゾ・タルディーボ。
芯から葉の先までは、白い色で、その白い部分の周りは、真っ赤な色でおおわれていて。少し独特の形をしています。この野菜を育てるのには大半な手間と時間がかかるそうです。
11月頃に収穫されたタルディーボ種は、株を引き抜き、日光を遮断した流水の水槽に差し込み、2週間程浸します。そうして、色鮮やかになり、しっかりとした歯ごたえになるそうです。
その後、古くなった外側の葉を取り除き、出荷されます。
値段も、早生の物が、1キロ300円位に対し、タルディーボは、2200円程と、かなりの差があります。イタリアでも高級野菜の一つです。
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ほろ苦さと甘みを持つラディッキオ・ロッソ・ディ・トレビーゾ・タルディーボ。リゾット、サラダ、クリームチーズ等と使ったり、色々なレシピがありますが、今回は、オリーブオイルで両面を焼いて、塩を少しかけて、本来の味を楽しみました。