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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

空中庭園

2021年05月23日 | Do it myself
何年も前から、気になってはいた。
気になっては忘れ、
雨が降っては思い出し、
思い出しては忘れ。

そうやってほったらかしになっている事がいくつも有る。

そのうちの最たるものが、雨樋の詰まりである。
詰まっちゃってんである。

木が多い。
枝が伸びる。
屋根の上に葉が落ちる。
屋根を流れて雨樋に溜まる。
葉の大きさでは縦樋に入っていかない。
溜まる。
そこで朽ちる。
土になる。

雨樋の中に、上等の腐葉土ができる。

雨が降ると、
縦樋の入口は詰まっているもんだから、
雨水はそこで溢れる。
雨が強いと溢れる水も勢いが強い。
水行をする滝かというような勢いで、樋から地面へ水が落ちる。

家の四隅でそういうことが起きている。

西南の角と北西の角がひどい。
雨の日に風呂に入っていると、
滝が落ちていくのが見える。
いわゆる裏見の滝の角度である。
本物の裏見の滝なら面白みも有るけれど、
雨樋の掃除を何年も怠っていて朽葉が詰まっているもんだから溢れる水が落ちている
というのは、風情らしいものでもない。



晴れ間に、屋根に登って、屋根から身を乗り出すような形で
雨樋の掃除をする。
朽葉と水が溜まっている。
だから、
ドブのにおいがする。

道の端っこの溝の中にドブが有るのは仕方ないが、
家の屋根の高さにドブが有るというのはいただけない。

しかも雨が降ったらこの水が溢れて落ちてくる。
しかも玄関先が重症なんである。

バケツを持って屋根に上って、朽葉を掬って取る。
朽葉を取り除いても、溜まっていた水は動かない。
どうも、雨樋の角度がよろしくないようだ。
これじゃあ詰まっていなくたって水が溜まって溢れるだろう。



雨樋を取り付けている金具の、裏側に有る蝶ネジを緩めて、
雨樋の高さを調節する。
金具に溝が切ってあって、5,6cmは調節できるようになっている。

それで調節しても、水が流れない。
たかだか4メートルくらいの間なのだから、5㎝も傾斜が有れば流れそうなもんだが、
雨樋の歪みなのか、もともとの屋根に角度が付いているのか、
それとも家が傾いたのか。
とにかくうまいこと水がはけない。

縦樋に行く側は、下から受ける金具を外して、上から押さえ付けるように
その金具を付け替えてみた。
それでもまだ少し水が残る。

そこいらに水が溜まるような物を置かないように、
もし水が溜まっているのを見付けたらひっくり返すように、してきた。
ボウフラ対策だ。
玄関辺りに蚊がヤケに多い。
頭上にこんなドブが有るんだから、蚊の多いわけだ。



別の箇所の雨樋の、縦樋に繋がる所に、
ついに草が生えている。

樋の曲がった部分に朽葉が溜まって土となってそこへ鳥の糞だか
飛んできた種だか知らないが、芽が出たのだろう。
軒先にスミレが生えている。
いかんな。
軒に草なんて、手入れの悪い家の象徴だ。

斜めの樋を取り外して、
口んところを伏せてそこいらへトンッと叩く。

まるで煙管から煙草を落とす仕草みたいだ。

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