犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

御便器ブリブリ

2021年03月20日 | イキモノタチ
家の外壁の周囲に、薪を積む。
雨がまあまあしのげるので、木が朽ちにくい。

薪の山には隙間が有る。
雨風がしのげて、隙間が有るのだから、
そこにはうすぺたい生き物が棲み付く。

よく、ヤモリがいる。
冬場に薪を取った時にヤモリがいると、
寒いところを起こしてしまってしかも屋根を剥いじゃってごめんね
と思う。

ヤモリの糞はよく壁面に付いている。
壁の高い位置にいながらした糞が、壁面を落ちながら縦に付いていたりする。
黒と白が一体になっている。
ネズミの糞に大きさや形が近いが、白い部分が有るので判別できる。

なぜ糞に黒と白の部分が有って、それがセットになっているのだろう。
黒の部分と白の部分はおそらく、成分が異なるのではないか。
何を食べてどう分解しているのだろう。
追々調べてみることにする。(棚上げとも言う)

薪の山に多いもう一つの生き物は、ゴキブリである。

日本には十数種類のゴキブリがいるらしい。
私は東京都調布市在住で、
家で見るのはもっぱらクロゴキブリ、
屋外にはチャバネゴキブリがいる。

沖縄に行った時には勇ましいサイズのワモンゴキブリが飛んできて
肝がつぶれた。
「あきじゃびよー!!」と言ったか、どうだったか。

ヤマトゴキブリも見ていそうだが、
クロゴキブリと並べて落ち着いて見ないと分からないかもしれない。
そんなに落ち着いてゴキブリを見ていないので、どうも自信が無い。

クロゴキブリはツヤが良い。

飴色の赤茶色のツヤッツヤのヤツを、
母は「チャバネゴキブリ」と呼んでいた。
後に、私は自分で調べてそれが間違いだと知った。
茶色だからってチャバネゴキブリと呼んじゃいかん。

チャバネゴキブリは、主に戸外にいる。
都市部ではちょっと生態が違うかもしれないが。
自宅の周辺は植木畑や畑や庭が多い。
チャバネゴキブリは、林床の落ち葉の間によくいる。
本当によくいる。
そして、家の中では見たことが無い。

家の中で見る赤茶色が飴色にツヤッツヤのヤツは、
クロゴキブリの若者である。

昆虫であるからして、脱皮を繰り返して成長する。
人間は硬い骨の周りにやわらかい肉が付いている。
だから、そのまま成長していける。
昆虫は殻が固くて中身がやわらかい。
だから、成長していくためには脱皮をする必要が有る。

ゴキブリも、何度も脱皮をして成虫に至る。
真っ黒いクロゴキブリになる前、若者は赤茶色なのである。

体調が4㎜程度の一齢の頃のクロゴキブリは、
黒い身体に特徴的な白い帯が入っている。

そして。
生まれたては、白い。
乳白色である。

あーあ。
私は、生まれたてのゴキブリを見たことが有る。
以前暮らしていた家で、電気炊飯器の内蓋の裏に卵が産み付けられていたらしく、
炊飯ジャーから白い赤ちゃん黒ゴキブリがわんさか出てきたのだ。
えー白なの赤なの黒なの

ちょうどご飯粒のようなサイズなので、
しばらくご飯を食う気が失せた。
いや、そもそも炊飯器でそんなことが有ったので、
ご飯を炊く気にもなれなかったのだったか。

そして。
ゴキブリが脱皮して成長することを確認するため
「ゴキブリ 脱皮」で画像検索すると、
見られるよ、ゴキブリの脱皮。

ほらよく蝉の脱皮なんか、感動場面として見るけどさ、
脱皮したては、白い。
みんなそうさ。
クロゴキブリだって、脱皮したては、白い。



友人Eの家の庭に材木の山が有り、
使わなくなったというので、貰いに行った。
地面に触れないように置いて、シートをかぶせてあったが、
十年以上経って、片側は朽ちてきていた。

使える部分だけ使おうと、朽ちた部分を切り落とす。
ちょっとイヤなのは、
材木の表面に、やたらと茶色い小さな飛沫が付いていることだ。

これは、ゴキブリの糞である。

ゴキブリの糞は、黒い点々とした粒状のものも有るが、
液状のもの有る。
液状のものが乾いて固まっているので、
ごしごしやればすぐ落ちる。
しかし、間違ってもこすって落として粉状になったものを
吸い込みたくはないものだ。

材木として使う前に、水拭きするか。
簡単に落ちないようなら、セスキを使うか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米寿のお祝いか | トップ | ドッグランナウェイ »

コメントを投稿

イキモノタチ」カテゴリの最新記事