犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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駅前の道

2018年07月11日 | おらほ調布
交通弱者という言葉が有る。
底辺は子どもと高齢者だ。
歩行者に含まれる。

歩行者が弱者なら何が強者かと言うと、自動車ということになっている。
車社会なのだ。
道は車のためのもの、という意識になってきて久しい。

ある程度の幅の有る道だと、道路の端っこに白線が引いてある。
歩行者は端を歩きなさい。真ん中をずんずん行くのは自動車である。



車社会である。
駅前商店街がさびれて、幹線道路沿いの大型ショッピングモールが流行る。
どこも似たような景色になってしまう。



先日、赤羽に行ってきた。
商店街が有った。
シャッター街になっていない。
活気が有り、人がたくさん歩いている。
古い店がまだ生きている。レコード屋まで有る。

街の活気というのは、人が歩いていることだと思う。
人が街を歩けるから、道沿いの個人商店に客が入る。
道を歩行者が歩きやすいことは、地元経済に大いに影響が有る。



近くの小さい駅で、道路問題が起きている。

各駅停車しか止まらない駅だ。
駅のすぐわきに踏切が有る。なかなか開かない。
なかなか開かないから、開くのを待つ人がたまる、自転車がたまる、車もたまる。
その上、線路の北側は道が斜めに来ている。

踏切が開くと、たまっていた人や車が一気に動く。我先にと進む。
人が出て、自転車がそれを追い抜き、車がふさぐようにじわりと進む。
危ない。

踏切につづく道も幅が狭く、歩道は無い。
そこに商店が並ぶ。
しかし、商店の前で足を止めにくい。
立ち止まったら周囲に迷惑なのだ。



改善しよう、と地元が動いている。
道を広げ、踏切のわきの建物は一軒つぶして、線路に対して斜めではなく直角に道が来るようにする。
という計画で進めているようだ。

数年前、アンケート調査が有った。
私は、計画とまるで違う意見を書いた。

道路を広げる必要は無い。
道路を広げたら、車が増えるし、車がスピードを上げる。
対自動車という歩行者の危険は、ちょっと内容が変わるかもしれないが、改善しない。
広くなった道を走る車のスピードが上がり、事故の内容は今より大きくなるということもあり得る。

むしろ、朝夕の通勤通学時には、自動車の進入を禁止するとか、
日中も一方通行にするとかして、歩行者を守るほうが良い。
人が歩きやすいと、街に活気が出る。

線路をまたぐ南北の道路が少ないという問題も有る。
しかし、数百メートル西に、新しく広い道路が作られている。
それが開通したら、そもそもこの駅前の、踏切がなかなか開かない狭い曲がった道など、
入って来る車は減る。

そうなったら、柴崎駅前の交通問題はかなり解消されるだろう。
現状から考えるより、既に進んでいる工事が完成してみて、
あらためて交通量を調査したり、住民の意見を再調査してみたりする必要が有るのではないだろうか。

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