犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ショートステイ五日目 ワックス塗れた篇

2019年12月02日 | 日々
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
十日間のショートステイ。
留守の間に、亡父の書斎を片付けて掃除して、滑り止めワックスを塗る。
飼い犬ジーロくん14歳が落ち着いて過ごせる場所を作るためだ。


前回のショートステイでは、物置の上に在る屋根の波板を張り換えた。
作業の完了が五日目だった。

同じ五日目、今回の課題のワックスは塗り終わることができた。
しかし、予定していた作業を少し割愛したおかげだった。

12畳ある部屋の、3方の壁面が全て本箱だ。
天井近くまで、7段積んである。
まず、東の箱の中の本や手紙類を、捨てられるだけ捨て、
北と西の箱の中身を捨てられるだけ捨てて、
残った自分の本を東の棚に詰め込んで、他の物もなるったけ詰めて、
物を東に寄せて、開けた西の床にワックスを塗った。

この後、西と北の壁に本箱を積んで、できるだけ本を詰め込み、
荷物を西半分に寄せて、
前半で本を詰め込みまくった東の本箱の中身を抜いては箱を移動して、
東半分の床にワックスを塗るつもりだった。

しかし、前半の作業によって、東の本箱はぎっちり本が詰まっている。
これを全部抜いて移動させるのか、箱をいちいち拭き掃除しないといけないし、
と思ったら、気が遠くなった。
ちゃんと作業したら2日では済まない。
それからワックスを塗って、しかしそれでは終わりではなく、
その後、また箱を積んで荷物を片付けないと、生活できる状態にはならない。

それでは間に合わない。

そこで、東の壁の本箱は移動させないことにした。
保留。
追々片付けよう。

そう決めたら気が楽になり、どんどん作業した。
荷物を移動し、床を掃除、ワックスも掛けた。

しかし。
荷物をすっかり移動して、東の本箱だけが立っている状態になってみると、
はっきり見えてきた。
かなり、傾いている。

本箱の手前の床が沈んでいるのが目に見える。
7段積み上げられた本箱が、上にいくほど手前に傾いている。

本箱の前の床に立つのが怖い。
床を踏めば自分の体重の分だけ余計に床が沈む。
こちら側に犬の居場所を設けようと思っていたが、
これは危険だ。
地震が起きて、もしも東西の方向の揺れが来たら、崩れかねない。
(東日本大震災の時の揺れは、南北だった。)

写真は、南側(部屋の外)から撮ったものである。
一番下の箱は壁から10㎝近く離し、箱の前側の下に紙を挟み、
上にいくほど上の箱を少し奥にずらして積んである。
前に倒れないようにとの、父なりの工夫であろうけれど、
重い本を詰め込んで床が沈んでしまったら、なんにもならない。
本箱は上にいくほど壁から離れているのが見える。
怖い。

というわけで、
東側の本箱7×7=49個も移動させて掃除して積み直すことにした。
作業の多さに吐き気がする。



金曜の午前にはショートステイから母が帰宅してくる。
床のタイルカーペットを敷き直したり、
ベッドの防水シーツやポータブルトイレを準備したり、
ダイニングの母の席周辺を元通りにしたり、
お薬カレンダーに薬を入れたり、
普段の母の生活をセッティングするのに半日以上かかる。

元書斎の作業に集中できるのは水曜、明後日までか…。
生活できる状態にまでもっていくのは難しいな、ごめんよジーロくん。



猛然と、古い書類を捨てる中、
自分のはり師きゅう師免許証の入った封筒を発見。
思った所ではない所に在ったので、危なかった。
亡父宛の手紙類と一緒に捨ててしまうところだった。

昨日から12月。
毎月一日の法螺でした。
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