犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

雰囲気の気

2014年09月26日 | からだ
疳の虫というのがある。
子どもがピリピリと落ち着かず、泣いたり、キーキー声をあげる。

なだめる、抱く、揺する、撫でる、
どうやっても収まらない、
毎日のことで親もしんどい、外なら周囲の目も気になる。
では、薬?

まことに大雑把な表現になって申し訳ないが、
これは、周囲の人の気分を感じているということがある。
家の中なら、親の苛立ちを感じたり、
外でなら、周囲の人間の疲れや緊張を感じたり、
店の中では、他の席の興奮を感じたり。
敏感な子であれば、離れた人の気分をも感じ取るだろう。

大人であっても、一緒にいる人がイライラしていたらイヤなものだ。
まして子どもは、自分を包む雰囲気の影響が大きい。
言葉に頼らない分、気配を感じやすい。

たとえば、心地の良い場に行った時に、多動の子が落ち着いて話し始める
ケースなどがある。
泣いたり騒いだりするには、理由があり、他に表現が無いのだろう。
また一方で、表現せずに堪えている子どもも多いはずだ。

家庭の場合、子どもの疳の虫を治療する、となったら、
子ども自身と同時に、家族、親きょうだいをみる必要もあるだろう。

症状だけにとらわれると、治せないことがある。
こういうことばかりではないが、
見落としはしたくない、と思う。

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