[あらすじ] 新しく薪小屋を作って、たくさん貰った薪を屋根の下に片付けたい。
その前に、場所を作るために木を伐って、
そうしたら破風板と外壁の塗装が傷んでいるのがよく見えるようになって、
塗り直すためにはまず外壁のヒビにコーキングをして、
ついでに詰まってしまっている雨樋も修理して、
といった調子なので、一向に薪小屋に着手できない。
迫って来た梅雨前線がなぜか関東に到達しないでいてくれる。
今のうちに作業を進めて薪小屋を作ろう。
しかし、薪小屋を作る前にすべき作業を一つすると
もう一つやっぱりこれもやっとこう、という調子で、
なかなか薪小屋には着手できない。
そろそろ薪小屋のことは諦めたほうがいいんじゃないか。
そうだ。
薪小屋を諦めるのならば、
少しでも薪を屋根の下に収めたい。
隙間の残っていた、波板の屋根を追加しようじゃないか。
そうだそうだ。そうしよう。
あすこが完成して、雨が降り込まなくなれば、
全部とは言わなくても一部の薪を、乾いた屋根の下に置くことができる。
※
先日延長した屋根は、屋根だけである。
壁が無い。
既存の波板屋根の部分は、波板の壁も有る。
壁も延長したい。
北風で横から雨が吹き付けても大丈夫、ってことにしたい。
既存の屋根のための柱と、15㎝くらい離れたところのブロック塀を利用して、
壁を固定したい。
ブロックにネジをぶち込んで木材と繋ごうか。
友人Vの亡父君の工具箱から、コンクリート用のドリルビットを貰ってある。
しかし、ブロック塀を見ると、ちょうどその辺りにヒビが入っている。
穴を開ける振動で塀が壊れちゃったら面白い。
やめ。
ブロック塀の上端を金具で挟んでどうとやらして木材に繋ぐというのはどうか。
10数㎝のボルトを使ったらうまいことできそうだ。
が、今有る物でやりたいので、ボツ。
木材を組み合わせて、ブロック塀の上にカポッとはめて、
それに波板の枠を固定する、という構造を
ああでもないこうでもないと図に描いて考える。
※
ずいぶん前に買ってほったらかしにしていた波板が有る。
そこから、屋根を延長する分の一尺あまりを切り分けた。
梯子を別の場所で使っているので、無精して、
地上からの目分量で屋根に必要な長さの見当をつけた。
壁の延長の分を1mほど切り分けた。
ずさんなので、斜めに切れちゃったが、まあなんとかなるだろう。
※
切った波板を持って、梯子を持って来て、上る。
合わせてみると、おいおい、まるで短い。
二本の桟木またがるだけの長さが無い。
やれやれ。
目算を誤った。
波板を切り直す。
写真で、波板の左上端は空いている。
これは、作業のために屋根に上る出入り口として残した。
梯子を上って、この隙間から貞子の姿勢で屋根の上に這い出るのだ。
降りる時は全く同じ姿勢で梯子に足を下ろす。
人間、登る時と降る時では姿勢がちょいと異なるようだ。
しかし、こう隙間が狭いと、
登ることができた姿勢でないと降りられない。
ビデオの逆再生をイメージして、同じ姿勢で降りる。
ビデオか。やっぱり貞子だ。
※
鈴木光司の名作『リング』の貞子のことですよ。念のため。
這い出る姿勢と書いているけれど、
私は映画を観ていない。
ホラー映画は苦手なんである。
小説は読んだ。
『リング』『らせん』『ループ』と
三部作で読むと、爽やかな読後感すら有る。
ホラーのイメージだけしか無かったので、意外だった。
※
波板は桟木ちょうどの所までにする予定だった。
桟木から波板が出っ張っていると、
隙間から貞子が出入りする時に波板に引っ掛かって
波板が傷むと考えたのだ。
しかし、どうせ長く切り直すならもっと長くしちまえ、と思って
出入りできるギリギリの隙間を残して波板を打ち付けた。
貞子と逆再生、というコツが分かったので、
やたらに波板に引っ掛かったりせずに出入りできそうだ。
※
これで、長年不満であった、台所裏と物干しの間の、
雨の降り込む一帯が、乾燥をかなり保てるようになった。
薪をここへ運ばねばならない。
できることなら、ここには完成した薪を置きたい。
つまり、切ったり割ったりがもう済んでいて、
あとは使うだけという状態の薪にしてから運びたい。
そんなことを言っていると本当に梅雨入りしてしまうから、
先に運ぶことになってしまうかもしれない。
今年はそれで妥協しておけ。
その前に、場所を作るために木を伐って、
そうしたら破風板と外壁の塗装が傷んでいるのがよく見えるようになって、
塗り直すためにはまず外壁のヒビにコーキングをして、
ついでに詰まってしまっている雨樋も修理して、
といった調子なので、一向に薪小屋に着手できない。
迫って来た梅雨前線がなぜか関東に到達しないでいてくれる。
今のうちに作業を進めて薪小屋を作ろう。
しかし、薪小屋を作る前にすべき作業を一つすると
もう一つやっぱりこれもやっとこう、という調子で、
なかなか薪小屋には着手できない。
そろそろ薪小屋のことは諦めたほうがいいんじゃないか。
そうだ。
薪小屋を諦めるのならば、
少しでも薪を屋根の下に収めたい。
隙間の残っていた、波板の屋根を追加しようじゃないか。
そうだそうだ。そうしよう。
あすこが完成して、雨が降り込まなくなれば、
全部とは言わなくても一部の薪を、乾いた屋根の下に置くことができる。
※
先日延長した屋根は、屋根だけである。
壁が無い。
既存の波板屋根の部分は、波板の壁も有る。
壁も延長したい。
北風で横から雨が吹き付けても大丈夫、ってことにしたい。
既存の屋根のための柱と、15㎝くらい離れたところのブロック塀を利用して、
壁を固定したい。
ブロックにネジをぶち込んで木材と繋ごうか。
友人Vの亡父君の工具箱から、コンクリート用のドリルビットを貰ってある。
しかし、ブロック塀を見ると、ちょうどその辺りにヒビが入っている。
穴を開ける振動で塀が壊れちゃったら面白い。
やめ。
ブロック塀の上端を金具で挟んでどうとやらして木材に繋ぐというのはどうか。
10数㎝のボルトを使ったらうまいことできそうだ。
が、今有る物でやりたいので、ボツ。
木材を組み合わせて、ブロック塀の上にカポッとはめて、
それに波板の枠を固定する、という構造を
ああでもないこうでもないと図に描いて考える。
※
ずいぶん前に買ってほったらかしにしていた波板が有る。
そこから、屋根を延長する分の一尺あまりを切り分けた。
梯子を別の場所で使っているので、無精して、
地上からの目分量で屋根に必要な長さの見当をつけた。
壁の延長の分を1mほど切り分けた。
ずさんなので、斜めに切れちゃったが、まあなんとかなるだろう。
※
切った波板を持って、梯子を持って来て、上る。
合わせてみると、おいおい、まるで短い。
二本の桟木またがるだけの長さが無い。
やれやれ。
目算を誤った。
波板を切り直す。
写真で、波板の左上端は空いている。
これは、作業のために屋根に上る出入り口として残した。
梯子を上って、この隙間から貞子の姿勢で屋根の上に這い出るのだ。
降りる時は全く同じ姿勢で梯子に足を下ろす。
人間、登る時と降る時では姿勢がちょいと異なるようだ。
しかし、こう隙間が狭いと、
登ることができた姿勢でないと降りられない。
ビデオの逆再生をイメージして、同じ姿勢で降りる。
ビデオか。やっぱり貞子だ。
※
鈴木光司の名作『リング』の貞子のことですよ。念のため。
這い出る姿勢と書いているけれど、
私は映画を観ていない。
ホラー映画は苦手なんである。
小説は読んだ。
『リング』『らせん』『ループ』と
三部作で読むと、爽やかな読後感すら有る。
ホラーのイメージだけしか無かったので、意外だった。
※
波板は桟木ちょうどの所までにする予定だった。
桟木から波板が出っ張っていると、
隙間から貞子が出入りする時に波板に引っ掛かって
波板が傷むと考えたのだ。
しかし、どうせ長く切り直すならもっと長くしちまえ、と思って
出入りできるギリギリの隙間を残して波板を打ち付けた。
貞子と逆再生、というコツが分かったので、
やたらに波板に引っ掛かったりせずに出入りできそうだ。
※
これで、長年不満であった、台所裏と物干しの間の、
雨の降り込む一帯が、乾燥をかなり保てるようになった。
薪をここへ運ばねばならない。
できることなら、ここには完成した薪を置きたい。
つまり、切ったり割ったりがもう済んでいて、
あとは使うだけという状態の薪にしてから運びたい。
そんなことを言っていると本当に梅雨入りしてしまうから、
先に運ぶことになってしまうかもしれない。
今年はそれで妥協しておけ。
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