われただ足るを知る

省エネ話も前からしなくちゃと思いながら、
こんな機会になってしまった。


私は41歳、東京生まれの多摩育ち。
私を育てたのは、昭和８年生まれ東京育ちの母。

で。
今、同居しているのは昭和49年多摩生まれ多摩育ちのオカアサンと
その娘、平成９年多摩育ち。


さて、私は日頃ウチで口うるさい部類に入ると思う。

「人のいない部屋に灯りは要らないよね！」とか
「ドライヤーかけてる間はテレビ見てないよね！」とか
「お風呂を沸かしてる間はお風呂場の電気消していいよね！」とか
「ガスの火はお鍋に合った大きさまででいいよね！」とか
「爪切ったくずはティッシュじゃなくて要らない紙にくるめばいいよね！」とか
「テーブルの上はティッシュじゃなくて布巾で拭けばいいよね！」とか
・・・


エレベーターやエスカレーターは不調の時以外は使わず、階段トコトコ。
ＰＣの画面は一番暗くしてる。(それでもまだ明る過ぎると感じるくらい）
昼間は電灯を使わず、窓際に寄る。
入浴中は洗面所に電気つけない。
掃除機は使わない。まあ部屋が狭いんだけど。
ホットカーペットは点けても半面。そして毛布をかぶる。
顔を洗う時は電気つけない。だってどうせ何も見えないじゃん。
歯を磨く時は電気つけない。だって見る必要ないじゃん。
テレビはほっとんど見ない。
プリントアウトは裏紙使う。
裏紙の細かい余白は切って更にメモに使う。
ドライヤー使わない。
外食したら食べ残さない。
賞味期限切れてても食う。
一日二食。



節電！を言われるこの事態になってみて、私が気にかけたのは、
「パソコンはスリープじゃなくこまめに電源を切る！」とか
「ネット上の無料脱出ゲームで遊んでばっかいない！」とか
「使わない電気製品のコンセントは抜いておく！」とか。

あとは日常とほとんど変わらないで済んでいる。

自慢してるわけじゃなくて。
元々これでも別に支障無く生きていけてるよ、って言いたい。


根本には母のしつけが有る。
いない部屋の点けっぱなしは、細かく注意されたものだ。
「あれ？あっちの部屋にもあなたがいる。」
イヤミとは感じなかったな。

今は母も年老いて、点けっぱなしが多くなったけどね。。


母は料理するのも大儀になってきたから、電子レンジ購入をずっと
勧めてたんだけど、こうなってみると、
電子レンジに頼る癖が付いてなくてかえって良かった。


健康ならば、今ほど便利な家電を使わなくても充分生活できる。
排痰や透析の必要な人は今どれだけ不安な毎日だろう。



家の中、自分の身の周りはこんなだけれど、
家の外、自分の判断ではできないけどできそうな節電ポイントを、
今度書きたい。

　　　　　　　つづくー