ニュースから。
東日本大地震で、宮城・石巻市の牡鹿半島で水平に5メートル以上移動する大規模な地殻変動があったことがわかった。
国土地理院が、地震後の停電などで回収できていなかったGPS(=全地球測位システム)のデータを回収して分析したところ、牡鹿半島では、地殻が東南東に約5.3メートル移動し、約1.2メートル沈下していたことが確認された。水平方向で5メートルを超える地殻変動が起きたのは、94年の観測開始以来初めて。
また、東北から関東の広い範囲で、地震後も東向きの地殻変動が続いており、岩手・山田町や千葉・銚子市などでは20センチ前後の変動が生じているという。
米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米
地図が変わる。
橋も家も道も全て押し流されて、地図が変わると思ったが、
地形図も塗り変わるのだな。
東北の太平洋側の海岸線の道を車で旅したものだが、
その時に、牡鹿半島を丁寧に回ると時間がかかるなー、と思いつつ
ぐるりと一周した記憶がある。
確かその途中だったと思うんだけど、道の脇に、
小さな石碑があるので、ふと車を止めて、見た。
石碑と言っても、石の棒っ杭が木々の間にぼっ立っているだけ。
見ると、戦後わりに早い時期に、3国(日本とカナダとどこだっけ)が
ここいらの沖からもちっと北の海域にかけて、
オットセイの調査をした、その記念碑だと書いてある。
・・・お?
私の父は"英語の先生"だったが、若い頃は今の農林水産省にあたる役所に
通訳として勤めていたそうで。
その頃に、オットセイ調査の舟に何ヶ月だか、通訳として乗っていた、
と聞いたことがある。
こーんな旅先で自分の父の仕事に関わるモノを見ようとは、
予期していなかった。
写真を撮ったけど、当時のPCが壊れて消えたし、地図上でもどこだか
分からない。
あの記念碑は、倒れただろうか。
道の側に倒れず、木々の間に倒れれば、そのまま誰の目にもとまらず
打ち捨てられることだろう。
再建されるような碑でもなし、そんなものかもしれない。
・・・
岩手県の蓬莱島には、オットセイ調査の供養碑があるそうだ。
米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米
その牡鹿半島を巡って、北側の根元にやっとこ到着した時、
女川の港の佇まいに私はしばし見入った。
ちょうど伊達公が造った船の模造が停泊していた。
小さな港に、勇壮な黒船。
あの女川。
米軍ヘリが物資を届けているということだ。
東日本大地震で、宮城・石巻市の牡鹿半島で水平に5メートル以上移動する大規模な地殻変動があったことがわかった。
国土地理院が、地震後の停電などで回収できていなかったGPS(=全地球測位システム)のデータを回収して分析したところ、牡鹿半島では、地殻が東南東に約5.3メートル移動し、約1.2メートル沈下していたことが確認された。水平方向で5メートルを超える地殻変動が起きたのは、94年の観測開始以来初めて。
また、東北から関東の広い範囲で、地震後も東向きの地殻変動が続いており、岩手・山田町や千葉・銚子市などでは20センチ前後の変動が生じているという。
米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米
地図が変わる。
橋も家も道も全て押し流されて、地図が変わると思ったが、
地形図も塗り変わるのだな。
東北の太平洋側の海岸線の道を車で旅したものだが、
その時に、牡鹿半島を丁寧に回ると時間がかかるなー、と思いつつ
ぐるりと一周した記憶がある。
確かその途中だったと思うんだけど、道の脇に、
小さな石碑があるので、ふと車を止めて、見た。
石碑と言っても、石の棒っ杭が木々の間にぼっ立っているだけ。
見ると、戦後わりに早い時期に、3国(日本とカナダとどこだっけ)が
ここいらの沖からもちっと北の海域にかけて、
オットセイの調査をした、その記念碑だと書いてある。
・・・お?
私の父は"英語の先生"だったが、若い頃は今の農林水産省にあたる役所に
通訳として勤めていたそうで。
その頃に、オットセイ調査の舟に何ヶ月だか、通訳として乗っていた、
と聞いたことがある。
こーんな旅先で自分の父の仕事に関わるモノを見ようとは、
予期していなかった。
写真を撮ったけど、当時のPCが壊れて消えたし、地図上でもどこだか
分からない。
あの記念碑は、倒れただろうか。
道の側に倒れず、木々の間に倒れれば、そのまま誰の目にもとまらず
打ち捨てられることだろう。
再建されるような碑でもなし、そんなものかもしれない。
・・・
岩手県の蓬莱島には、オットセイ調査の供養碑があるそうだ。
米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米
その牡鹿半島を巡って、北側の根元にやっとこ到着した時、
女川の港の佇まいに私はしばし見入った。
ちょうど伊達公が造った船の模造が停泊していた。
小さな港に、勇壮な黒船。
あの女川。
米軍ヘリが物資を届けているということだ。
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