犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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深大寺だるま市

2015年03月04日 | おらほ調布
昨日今日は、地元深大寺のだるま市だ。

深大寺は天台宗のお寺だ。
天台宗の開祖である最澄は、亡くなったのが正月三日なので、
元三大師とも呼ばれる。

だから、そもそもは一月三日に行われるものだったのが、
月おくれになり、三月三日となったようだ。

参道には様々な屋台が並び、境内はだるま屋で埋め尽くされ、
なかなかの賑わいだ。
だるまさんのお顔を見比べて歩くだけでも楽しい。

達磨大師はインド人で、何年も洞窟だかで座禅を組んで
足が無くなっちゃったとかいう伝説の人だ。
では、禅宗の開祖であるだるまさんのお人形の市を、
なんだって天台宗のお寺でやるのか。

ちょっと調べると、達磨大師と天台大師は同一人物である
なんてな説が出てくる。
これは、ゆっくり調べたい謎だ。

元三大師の自刻像が納められたお堂では、
声明が歌われる。
ちょっと調べると、天台声明は比叡山以外ではあまり
歌われないようだ。
これも、ちゃんと調べたい。

それに、声明の席には、神官らしき装束の人がいる。
後ろに並ぶ坊さんたちが、雅楽の楽器である笙を奏でている。
神仏習合?
ますますゆっくり調べたいものだ。

近在の人が、だるまさんを持って集まって来る。
右目にウンの字を入れて、供養してもらい、
また新しいだるまさんを買って、左目にアの字を入れてもらって
祈願する。

だるま市はどちらかの日に雨が降ったり、
二日間でやたら気温が違ったりする。

三月三日四日、三寒四温の候。

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