犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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目高分量

2020年08月28日 | 日々
[あらすじ] 庭にプラスチックのトロ舟を置き、土を入れ水を入れ水草を植え松藻を入れ、
メダカを入れたら、殖えた。

大きいトロ舟とは言え、何十匹いや百匹はいるとなると、
密度が高い。
少し分けて、数を減らさないと、育ちが悪いのではないか。

他の火鉢に入れたメダカは死んでしまった。
そちらに分けるか。
そもそも、火鉢に湧くボウフラ対策として飼ったメダカなのだから。
しかし、今まで死んでしまったということは環境が悪いのかも知れない。
せっかく生まれたメダカを育たずに死なせたくもない。
もう少し育ってから移すか。

それにしても、密度が高くて育ちにくいのではないか。
冬前には水槽を買って、室内に入れるとしても、
今、どうにかできないか。



梅酒の瓶から浸かりきった梅の実を出して、タッパーに入れて冷蔵庫にしまった。
その、空き瓶が有る。

瓶に水を汲んでおいた。



火曜日の午前、呆けた心で、メダカを移す作業を決行する。
瓶に水を入れ、砂利を敷き、準備していた昨日の午前、
飼い犬ジーロくんはまだ生きていた。
午後、まさか犬の死を迎えるなどと思いも寄らなかったので、
楽しくメダカの瓶の準備をしていたのだ。

一日前のことが、ひどく遠く感じられる。



朝から、犬を埋めるために作業した場所の、すぐ横にトロ舟は在る。
柄杓で掬って、小さな水槽に入れる。

広いトロ舟で育っているせいか、ここのメダカたちの運動能力は目覚ましい。
泳ぐ、というより、瞬間移動する、という感じだ。
移動する、というより、消える、という感じだ。

消えた後には波紋が残る。

そんなすばしっこい連中を、うちひしがれた人間が柄杓で掬えるわけもない。
柄杓を沈めて、たまたま入ってきたら柄杓を上げる。



そうやって集めた仔メダカを、瓶に移す。
どうも、小さい。

その後、トロ舟のメダカに餌をやったが、
瓶に入れたものたちより、大きく見える。

発育の遅い、ちょいと他より鈍い連中が柄杓に入ったのだろうか。
そうは言ってもトロ舟育ち。瓶の中をピンピン瞬間移動している。
入れたのが水槽じゃなく瓶で良かったのではないか。
水槽だったら壁に激突していたんじゃないだろうか。



20匹くらいを移そう、と考えて作業した。

水槽を写真に撮って、写真を拡大して数えてみた。
静止画像を落ち着いて数えてみると、
ちょうど20匹いた。

掬いながら数えたわけでもない。
よくよく目分量が得意なようだ。



と思ったが、PCに画像を取り込んで大きな画面で数えたら、
19匹だった。
くやしい。



松藻の葉が、底砂利の上に少し落ちている。

翌日見たら、もっと落ちている。
その日の夕方には、ほとんどの葉が底に落ちていた。

メダカが葉の付け根をかじってしまうのだろうか。

餌を多めにやりながら、新たに松藻を入れる。

瓶の中で少な目に静かに飼おうと思ったのに、
これでは盛大に掃除をしなければならなそうだ。
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