庭にアワブキを植えたのは、何年前だろう。
六年くらいは経つか。
夏前に花が咲いていた。
花は今年が初めてだったろうか。
なんにせよ、初めて実を付けた。
小さな粒の、赤い実だ。
花が白の細かいのの房であるように、
実も赤の小さな粒の房である。
アワブキを植えたのは、スミナガシという蝶を育てたかったからだ。
墨流しとは、マーブリングのことだ。
水のうえに油性の絵の具の液を垂らし、串で引くと、不思議な模様になる。
あおの上に紙を置き、インクを写し取るのだ。
蝶のスミナガシの墨は、鮮やかな青地に白だ。
なんとも言えない美しさである。
スミナガシの幼虫は、アワブキの葉を食って育つ。
他にもヤマビワやミヤマハハソなどを食うらしい。
ヤマビワは近所に有るが、ミヤマハハソは雑木として見過ごしていそうだ。
私は近所に無いアワブキを選んで植えた。
成虫の美しさが育ててみたい大きな理由だ。
しかし幼虫の奇妙な姿も見たい。
幼虫には角が有って、終齢ともなると角も大きくなる。
まるでトランプのジョーカーがかぶっている帽子のような形だ。
しかし、自然の中でスミナガシ好みの木を見分けて、さらに
幼虫を発見するというのは、なかなか機会に恵まれそうにない。
とりあえず、この実にどんな鳥がやって来るか。
楽しみだ。
六年くらいは経つか。
夏前に花が咲いていた。
花は今年が初めてだったろうか。
なんにせよ、初めて実を付けた。
小さな粒の、赤い実だ。
花が白の細かいのの房であるように、
実も赤の小さな粒の房である。
アワブキを植えたのは、スミナガシという蝶を育てたかったからだ。
墨流しとは、マーブリングのことだ。
水のうえに油性の絵の具の液を垂らし、串で引くと、不思議な模様になる。
あおの上に紙を置き、インクを写し取るのだ。
蝶のスミナガシの墨は、鮮やかな青地に白だ。
なんとも言えない美しさである。
スミナガシの幼虫は、アワブキの葉を食って育つ。
他にもヤマビワやミヤマハハソなどを食うらしい。
ヤマビワは近所に有るが、ミヤマハハソは雑木として見過ごしていそうだ。
私は近所に無いアワブキを選んで植えた。
成虫の美しさが育ててみたい大きな理由だ。
しかし幼虫の奇妙な姿も見たい。
幼虫には角が有って、終齢ともなると角も大きくなる。
まるでトランプのジョーカーがかぶっている帽子のような形だ。
しかし、自然の中でスミナガシ好みの木を見分けて、さらに
幼虫を発見するというのは、なかなか機会に恵まれそうにない。
とりあえず、この実にどんな鳥がやって来るか。
楽しみだ。
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