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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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早め早め

2018年12月23日 | からだ
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。

そんな母はキリスト教徒なのである。
キリスト教徒にとって、今日は教祖様の誕生記念日である。
ぜひとも教会に集まりたい。

クリスマス礼拝に行くのを諦めた時も有った。
今思えば、今年よりもずっと体調は良かったのではないかと思う。
しかし、その時はその時なりに、自分の体調の変化を受け入れられずにいたのだろう。



できなくなった事を受け入れる必要も有る。
受け入れつつ、なるべく維持すべくリハビリをする、というのは
精神的に難しいことだとつくづく思う。

どこまでは自分自身でやれるか。やっても安全か。
どこからは人に手伝ってもらえばできるか。
どこから先はすっかり人にやってもらうと良いか。

その見極めも、よほど客観的でなければ自分自身ではしにくい。
では身の周りの誰か、医師か看護師か介護スタッフかケアマネさんか、
ご家族の方かが、客観的に判断したときに、その判断を受け入れられるか。



教会まで車で送って行く。
教会の前は一方通行の狭い道だ。
以前は、そこへ曲がるバス通りの角に車を停めて、降りていた。

しかし、そのバス通りも広いわけではない。
サッと降りられるなら良いが、降りるのに時間がかかるのなら、交通に迷惑である。
今年は、教会の前まで送ることにした。

ついでに教会の受付の人に、帰りにタクシーを呼ぶことをお願いした。
頼んでしまわないと、自分では遠慮して頼まないというおそれが有る。
バス通りまで歩いてタクシーを拾えばまだしも、
バス停まで歩いてバスに乗って帰る、などという冒険をおかしかねない。



パーキンソン病の薬の影響で、唾液に独特のにおいがする。
体調によって、そのにおいの強さが変わるようだ。
出かける前の緊張感が作用したのか、母が出かけた後の家は、
ムンと薬の影響の唾液のにおいがこもっている。



地元の京王タクシーに乗って、無事に帰って来た。
良いドライバーさんで、助かった。
ああ、名前を聞けば良かった。



なりゆきに任せても、動きは改善しない。
しかし、リハビリに取り組んでも、もうさほど改善しないとも言える。

運動能力の維持のために、日頃、何をするか。
自分の運動機能の衰えを、どう受け止め、どう対応するか。

「60過ぎると」「70過ぎると」「80過ぎると」突然それまでと変わる、
といった言い方はよく聞くが、
同じことは30でも40でも50でも言っている。

私は来年で50を迎える年齢だが、
この年はこの年で相応に変化は表れている。
それをそれなりにしておけば、それなりに生活できて、
それなりにそのうちに思うままにいかなくなる。

そんな中でも、何か続けたいことが有るならば、
たとえば自分の目でものを見るとか、自分の足で歩くとか、
そういった続けたいことが有るならば、
今から、取り組む態度が必要なのだと思う。

やりつけないことをやるのは、しんどい。
誰だってしんどいが、動きづらい時は余計にしんどいし、
気持ちや思いにこだわりが有ればもっとしんどい。
つまり年を取ってから初めてリハビリをするのは、かなり面倒だ。

今から、やりつけないことをやってみよう、と思う。
あーしんどめんど。


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