
国道20号線つまり甲州街道から、
京王線の上北沢辺りで北へ分岐して、
三鷹市小金井市を通過し、国立の手前で南下して
中央道国立インターを過ぎ、日野を走って八王子に至る、
東八道路というのが、我が家の近所を通っている。
そのちょいと北側に、古くからある人見街道というのが走っている。
沿道には農家が多い。
三鷹市はキウイフルーツを名産として数十年が経つ。
果樹の下に鶏を放し飼いにすると、草取りにも肥料にもなって一石二鳥らしい。
人見街道の沿道には、近隣と同様、野菜の直売スタンドがちらほら在るが、
卵も多いのが特徴だ。
[いきさつ] 暁テル子さんの昭和26年(1951)のヒット曲
「ミネソタの卵売り」を歌ったよ。
https://youtu.be/7PZea1Zr2WM
動画は全て次作の切り絵で彩った。
全部で8種類の鶏が登場する。
鶏に卵産ませるためにケージの中にずらりと並べ、
餌を与え運動はさせない。
四角い建物には窓も無い。
劣悪な環境の中で雌鶏はただ毎日、卵を産む。
産卵鶏について調べているうちにそういう事実をあらためて知り、
近所のドラッグストアで10個100円くらいの激安卵を買っているのが
イヤになった。
ではどういう卵を買おうか、と考えてみれば、
地元に平飼いが有る。
直売スタンドで、6個300円が相場だ。
※
野崎の吉野農園が自宅から一番近い。
いつもそこで買う。
ちょっとついでが有ったので、東八道路沿いの
JA緑化センターに行った。
地場産の野菜や、各地の名産品も売っている。
ここに、平飼い地卵も売っている。
鶏の品種は「岡崎横斑」と表示されていた。
調べてみると、岡崎横斑(おかざきおうはん)とは、
横斑プリマスロックとロードアイランドレッドの交雑種だという。
見た目はプリマスロックとどこが違うのか、
私にはちょっと分からない。
横斑プリマスロックは、動画の中にも登場するコレ↓
※
自分で頭髪を刈っている。
刈って刈って、現在モヒカン刈りになっている。
こいつを赤く塗って、次作の嘴を着けて、鶏になりきった。
※
ハロウィンでは
「trick or treet !」と、
子どもたちが近隣の家々をカツアゲして回る。
オヤツをくれない家には、仕返しに生卵をぶつけるそうだ。
卵が貴重品だったらとんでもない話だが。
※
オヤツくれないとヒドいわよ!
私も鶏の姿で近所の家に行ったら、
カラアゲをくれた。
鶏肉をこの私に食えと言うのか。
という動画を撮った↓
https://youtu.be/K3CTuF8izaA
※
せっかくの平飼い地卵をいやがらせのために投げてしまうのはもったいない。
茹でた。
鶏が茹で卵を食べる。切ないよ。
という動画を撮った↓
https://youtu.be/aB8RC4PJcIo
※
塩など用意していなかった。
それは怪我の功名だった。
岡崎横斑の茹で卵は、塩を付けなくても美味であることが分かった。
しっかりと味が有る。
旨い。
もりもりと一個を食べることができた。
鶏卵の旨さを知った。
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