犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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珊瑚樹を伐った

2022年11月09日 | うつろい
[あらすじ] 庭の端に並べて植えてある珊瑚樹が、
年老いている。
上端ばかりに枝葉が付いてひどくアンバランスだ。
半分枯れた様子のものも有る。
倒れる前に伐るべし。


6本くらいの珊瑚樹を、伐り終えた。
5メートルくらいになっていたものを、3メートルに切った。
表面から見て半分枯れているものは、根元から伐った。

断面を見たら、本当に半分枯れていた。
危なかった。


こういう状態だと、切っていて分かる。
枯れ木を切る鋸の感触と、
生木を切る手応えとでは、ずいぶん違う。

珊瑚樹は、水分が豊かなので防火に良いとされ、
境界によく植えられる。
我が家もそうだ。

だからなおさら、枯れてカサカサの部分と、
生木のみずみずしい部分では、鋸具合が異なる。



木質はそんなに堅くはない。
直径15cmあまり有る幹を、今回は鋸で切った。

ただ、水分豊富な幹なので、重たい。
さほどの体積でなくても、ずっしりと重い。
木質で重いのではなく、水分で重いので、乾くととても軽くなる。

てっぺんから1メートルあまりのところで切って、
切れたらそっと鋸を抜き、切れた部分を地面に落とす。
落ちた部分が梯子の脚に当たったりしないように、
他の木を傷めたりしないように、
ましてや隣家に落ちたりしないように、
うまいこと狙って投げ落とす。

ドスン

重いので、けっこうな音が響く。

梯子の上で、この作業が終わるとホッとする。



伐り落とした部分を運ぶ。

長くて重い物を持つ時は、
軽い先端の側を持ち上げて、そこから太いほうへ自分が移動していく。
そして、重心の辺りの下に手を掛ける。
すると、細く長い側が倒れて、代わりに太い側が持ち上がる。
こうすると、自分の力を使わずに、重くて長い物を持つことができる。
かがんで持って立ち上がる、といった事をしなくて済む。

その代わり、いきなり持てちゃうので、その重さに面食らうことは有る。
しかし、けっこうな重さの物を持っても、案外歩けるもんである。
体重130㎏の女性も自分で歩いているくらいだ。
重心さえ捉えれば、重い物を運ぶことは想像以上にできる。


写真の伐木は3メートルある。
重さがどれくらい有るのか、部分ごとに測ってみようと思ったが、
我が家の体重計は故障中であった。残念。



だいぶ低く切ったつもりだけれど、どうだろう。
今後、どのように枝が出るか。
何年か経ったらまたバカスカ切らないといけないくらい繁るだろう。
次は、弱っているものから伐り倒すことになるかな。
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