犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ドッグランのトポロジー

2022年08月04日 | 椰子の実の中
深大寺のドッグランがやっと再開した。

「8月2日以降に」再開する、という貼紙を読んで、
こりゃいつになるか分からんな、と思っていたが、
きっちり8月2日に再開した。
国語が苦手な人が書いただけなのかもしれない。



登録受付は植物公園の職員通用口前で、
10-12,13-15時ということだった。
私は10時を回ってから家を出た。

2人の職員さんが登録作業にあたっていた。
列でもできているかと思ったが、私が着いた時、一人が手続きしているだけだった。
ただ、私が立ち去る前に次の人が来たりと、忙しそうではあった。

8番の札を貰った。
10時きっかりに行っていたら、列が有ったのかもしれない。

規約の印刷されたA4サイズの紙を受け取った。
そこに、南京錠のナンバーロックの暗証番号が書いてある。



家に帰り着いてみると、
その紙が無い。
さっそく落として失くしたのか。
アホなんだろうか。

猛暑の中、もう一度出かけて、
帰って来た道を辿ってみたが、見つからない。

「他の人には教えないでください。」と念を押された暗証番号が
書いてある、その紙を、ものの数分で紛失。
アホです。アホがここにいます。
暗証番号とかすでにグダグダです。



ドッグランに寄った。
紙を受け取った時にチラッと見た数字に、ナンバーロックを合わせてみた。

開いた。

良かった。
最近、乱視が悪化しているので、
数字なんかどれも8に見えるのだが、
どうにか読み取れていた。



ドッグランは3つのエリアに分かれている。
中・大型犬エリア、小型犬エリア、わけありエリア。
いやえーと、「わけあり」なんて言葉じゃなく、
もっときちんとした日本語で表現してあるのだけど、
なんだったかいな。

各エリアには、ゲートが2つずつ有る。
それぞれに、[入口][出口]と表示されている。

ゲートは二重扉になっている。
外扉と内扉の間は2坪足らずのスペースになっている。

[入口]ゲートの外扉の外側に、南京錠が掛かっている。
このロックを解除して、中に入る。

[出口]ゲートの外扉の内側に、南京錠が掛かっている。
このロックを解除して、外に出る。

規約には、
「11.出入り口(二重)の鍵を必ず掛けてください。」とある。



やれやれ。

実際に使ってみたら、どうにも不便たらしい。

[入口]ゲートを解錠して入ったら、
解錠してある[入口]ゲートから外に出て、
外側にある南京錠をロックするのが、自然な動きである。

[出口]ゲートから出たとしても、扉の内側に掛けてあるナンバーロックを
フェンスの隙間から手を突っ込んで施錠するのは、難儀だ。

設定がおかしい。

また、[出口]ゲートから出た場合、
入る時に解錠した[入口]ゲートの鍵を掛けに戻らねばならない。



実際に利用する際の動きを想定して作っていないから、こうなる。
ブツクサ。



改装前の扉は、内側に向かってしか開かない構造だった。
しかし、今度の扉は両開きである。

万一、掛け金が掛かっていなかった場合、
犬が押したら開いてしまう。
逸走の危険が有る、ということだ。

利用者がみんな誠実なら良いが、そうでもない。
きちんと扉の掛け金を下ろさずに入ってしまう人も、中にはいるのだ。

実際、私は片方のゲートの扉が開いていて、犬が出てしまいそうになっていて
ヒヤッとしたことが何度か有る。
ただ、片開きの扉だったおかげで、事無きを得たのだ。



そういうおかしな利用者がいないように登録制にしているのです、
と言うのかもしれない。

しかし、きちんと登録しない人がいい加減な使い方をするというのではなく、
きちんと登録する人ならきちんと利用するというもんでもない。
モラルは人によってデコボコなのだ。



両開きの扉を片開きにするのは、外側にちょいと板を固定すれば簡単にできる。



再開の2日に登録手続きをし、
3日の朝に初めて行った。

そして4日の朝一番に行った時には、南京錠は解錠されたまんまになっていた。
3日の夕方、最後に帰った人が施錠しなかったのだろう。
まあ、しないよな。と思う。



さーて。今後どうなっていくことやら。

ちゃんと施錠するために職員が管理する、
なんてなことになるのは避けたい。
深大寺ドッグランは、利用時間が「日の出から日の入りまで」というのが
良い所だからだ。

これが、9-17時なんてことになったら、
早起きの我が飼い犬ウーゴくんはドッグランが利用できなくなってしまう。

ルールではなんともならない。
みんなが(私もね)守るとは限らないからだ。
どんな人が利用しても安全なような構造を作ったほうが、まあ確実だろう。
ゆるく、ゆるく。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縄文の耳飾り | トップ | 訃報エビ »

コメントを投稿

椰子の実の中」カテゴリの最新記事