犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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良い姿勢の誤解 肩編~解消法

2012年10月10日 | からだ
9月19日に、反り腰について書いたくせに解消法を
いまだに書いていなくてごめんあそばせ。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/4b03ed431cb6b1e08fbcede18d232257

その前に、肩について。

良い姿勢ってものに誤解がある、と書いた。
「背筋をまっすぐ」
「胸を張る」
というところから間違いが出ていると考えている。

上のように意識すると、背骨はまっすぐなり過ぎて
クッションを失って頭の重さを吸収できず
首・肩・背中がこり、
背中の骨はまっすぐになり腰は反り過ぎて内臓を押しやり、
骨盤は前に倒れて腰が反って椎間板が圧迫される。
あんらイイコトないじゃないの。

「背骨は適度の弯曲」
「胸は楽に」
と思っておいた方が、背骨は適正な弯曲を描き、
しなやかに身体を支えてくれる。



なんてなことを書いたその日。
車で移動してラジオを聞いていたら、モデルのSHIHOさんがゲスト。
「スリムになるには、良い姿勢でいることが大事だと分かった!」
と熱弁。しかも、
「良い姿勢を間違っている人が多い。」という話。おおお。

「○○筋を柔軟に、且つ鍛えることが大事。」
それ!まさにそれを書こうとしてたの。
で、○○の中身はさておき。(またか)

もう一つ、SHIHOさんも言っていたのが、
「肩はなで肩が良い」ってこと。

肩と聞いて思い浮かべる肩は、カクッと角になっていないだろうか。
子どもがヒトの絵を描くと、肩から腕にかけてを描くのって
最初はとても難しくて、妙に四角い肩になってしまう。

しかし、腕の根元の骨は鎖骨。
腕というのは、あのノドの真下のくぼみの両脇から
始まっている。
肩というのは、腕の途中の関節、と思った方が正しい。

単純な線だけでヒトを描くと、
○の下に真下に一本線を引いて、両側に斜めに線を引くでしょ。
あのイメージの方が、実際に近い。



肩を、横に張った箇所とイメージしていると、
胸を張ることになる。
しかしこれは、肩を常にちょっと持ち上げることになる。
肩がこる、という時の筋肉は、まさにその働きの筋肉。

肩のラインや肩の役割に対する間違ったイメージが
肩こりの原因の元に有る。



だから肩を下げなさい。

と言っても、今まで「良い姿勢」と思って
肩を開き、胸を張っていた癖はなかなか変えられない。

そこで。
大原則。
「力をぬくには、まずそこに力を入れてみる。」
です。

両肩先を、耳にくっ付けるように、持ち上げる。
ギューッ!!!と引き寄せて、吐息とともに
カックン!
と腕を落とす。

やってみてください。
無意識に肩のこっている人。

私はこの動きを、
「ジャミラが来たぞーー!・・・カックン」
と呼んでおります。
どうぞご贔屓に。

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