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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ショウリョウバッタ

2013年08月30日 | イキモノタチ
部屋で本を読んでいたら、
小ぶりのショウリョウバッタが左手にとまった。

私は網戸が嫌いだ。
庭が見えなくなってしまうし、風が入らなくなるからだ。

網戸で外が見えないとか、風が入らないとか言うと、
驚かれる。
外が見えて風が入るように作られたのが網戸だからだ。

しかし、私にしてみたら、網戸が閉まっているのは
扉が閉まっている方にかなり近い。
そういう、閉塞感がある。

よほど開放感を求めているのだろう。

そういうわけで、部屋には網戸が無い。
大きいガラス戸を、開け放っている。
だから、虫は自由に入ってくる。

虫の嫌いな人は多い。
虫が入らないというメリットから、網戸は多用され、
風がずいぶん減っていることに気付かれないのだろう。

私も蚊や蝿は歓迎しないが、網戸が無くても
そんなに気になるほどの虫は入って来ないものだ。

そんな中、一匹のショウリョウバッタが室内に来て、
わざわざ私の手にとまった。
ようこそ、ってなもんだ。

昆虫は足が3対。
バッタは跳ねるために、一番後ろの足がとびきり発達している。
が、手にとまっている時、バッタはその一番大きく長い後ろ足を
折りたたんでいた。

膝と言おうか、関節を後ろに長い足を畳んでいるので、
足先のギザギザした部分は、腹のわきに来ている。
しかも、その足は地(この場合は私の手)に触れていない。
腹のわきに添え、浮いている。

前と中の4本の足で歩き、後ろ足はあくまで跳ねるのが専門なのだ。

室内なので、落ち着いて観察できる。
網戸をしないメリットだ。

写真を撮ろうと、右手でカメラを取った時にはピョンとひと跳ね。
レンズを交換した頃にはもうひと跳ねして、
部屋のどこかへ消えてしまった。


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