犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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内便系

2018年10月08日 | 犬と暮らす
30分ほど用事で出て、帰宅する。
家に近づくと、「あ、おおおーーーん」と異な声が聞こえる。
飼い犬のジーロくんの鳴き声が、家の外まで聞こえる。

玄関を開けても鳴きやまない。
声をかけても鳴きやまない。
かなり近づいて大きめに声をかけて、やっと私に気付いて鳴きやむ。

家の中に向かって鳴いていた。
どういう意味なんだろう。



独りで留守番できない。

ずっと、一腹仔(同じときに生まれたきょうだい)のメス犬カバサと
一緒に生活してきたからだろうか。
それとも、きょうだいの中でジーロだけ生後5週という無理な早さで
親きょうだいと引き離され、分離不安が植え付けられてしまったのだろうか。
それとも単なる性格か。



気弱なジーロに対して、カバサは威張り散らして生きていた。
全てにおいて自分が優位であった。
気に入らないことがあれば、攻撃した。
傍から見たら理不尽でしかない理由でも、怒った。

よその犬にも概ね強気で接したが、
それは見た目だ。
自分より弱そうな相手に強気なだけで、
かなわなそうな、例えば大型犬にまで向かって行くことはしなかった。



そんなカバサにも弱点は有った。
旅である。
旅先でのカバサの様子を知るのは私だけだ。

カバサは、旅先でうんちできなかった。
お出かけ中は便秘してしまうのだ。

そもそも、知らない土地での散歩を楽しめない。
ちょっと目の色を変えてゼエゼエ言って引っ張りまくって前に進む。
そんな調子なので、良い場所を見つけてうんちを気張る、なんてできない。

ジーロくんはその点は平ちゃらだ。
よその町でも行儀良く歩き、適切な場所で排便する。



性格というのは凸凹なものなのか。
一点だけ見ても、別の観点からではまるで違う性格に見える。
そこに人生経験の要素などが加わり、結果、行動や反応は複雑になる。

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