犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ごっつぁんです

2017年02月22日 | たべもののみもの
わきの砂利道を踏む音が聞こえて、「こんばんは~」と玄関で声がする。
これは、隣の酒屋のおばちゃんから何かお裾分けに違いない。
季節のものや、得意料理を作ると時々持って来てくれる。

いそいそと出ると、
「ひじき」
おお、いただきます。
「初めて煮たの。」
ええっ、意外ですね。子どもの頃から食べる機会が無かったんでしょうかね?
「どうしてかしらね。息子に味見してもらったら、いいって言うから、食べて。」



朝。
犬の散歩の帰りに、友人Mの家の前を通ると、横の畑にMの母君のM子様が働いている。

「ちょっとあったかくなると、一気に伸びるのよ。」
と、ほうれん草をくださる。
まだ若い葉だ。

「早く摘まないと、すぐに薹(とう)が立って、味が落ちるのよ。」



昨日の客人がくれた唐揚げと、ひじき煮と、ほうれん草のおひたしで
酒を飲んでいた。

いやそういえば、酒ももらいものがあるぞ。
もらった吟醸酒は飲み切ってしまったが、他のものがある。

友人Pの引っ越す家の補修に行った。
クローゼットの扉を眺めていた友人が、突然叫ぶ。
「あっ、梅酒隠してたんだった!」

そうそう、引っ越してきた時、あなた床下収納を自慢してたよね。
無事にある。
というより、すっかり忘れていたのか。

「酒屋さんが教えてくれて、本みりんで漬けたんだ。」
それは上等でございますな。

引っ越し業者のトラックはとっくに行ってしまった。
梅酒の瓶2本を抱えて移動するでもない。
ええ、お預かりいたしますとも。

という次第のあの梅酒もある。
早速いただきましょうか、と掴みかかるも、
開かない。

みりんだもの。糖分だもの。
しっかり粘着。
蓋は回る気配も無い。

梅酒を酒で割って飲もうと思ったんだがな。

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