
斧がグラつく。
思いっきり振り下ろして、ドスンと丸太に打ち込む。
一振りごとに、斧の頭部がグラついてしまう。
柄の尻を下にして、硬い地面にストンと落とす。
すると、斧がまたガッチリ嵌まる。
しかし打てばまたグラつく。
柄の先端の木が傷んで、くさびが利いていない。
そろそろ、柄の先を切って、削り直して、
くさびも新しくしなければ。
と思って、1年以上経つ。
※
いい加減、作業しにくいので、修繕することにする。
斧の先端を外す。
緩んでしまっているので、簡単に外れる。
外してしまえば、もう薪割りはできない。
できないと困るので、さすがの私も修繕をするだろう。
と、この状態でまた2週間くらいほったらかし。
※
今年の分の薪が終わりそうだ。
古い材の朽ちかけたのを、チェーンソーで切る。
あっという間に作業は終わる。
これで何日分になるか。
割ってない丸太がいくつか有る。
あれを割ればまた何日分かになる。
斧が必要だ。
切羽詰まってやっと、斧の修繕に取り掛かる。
何がそんなに面倒なのやら。
ただ着手しないだけだ。
この頃、蔵書の整理というオオシゴトのために
ちっと疲れているようだ。
※
確か、前に斧の柄をすげ替えた時に、
ブログに書いた記憶が有る。
探してみた。見付かった。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/e78456561644b132545b5ed4efe2a27d
2012年2月とな。
11年、もったのだ。
ん?なぜ「削る」作業に電ノコを使っているのだろう?
なぜグラインダーじゃないのだ?
なぜならば。
この時はまだ、ディスクグラインダーを買っていないのだ。
では、いつ買ったのか。
確か、玄関の扉を塗り替えるために、前の分厚い塗装を剥がすために買ったのだ。
探してみた。見付かった。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/679d54eb4671397d3462e6c42ac57326
2012年6月。
なるほど。
斧の柄を削る時も、きっと「グラインダーが有れば楽なんだがな」と思ったのだろう。
そして、欲しい気持ちが高まっていたのだろう。
早く買え。
おまえはその道具をけっこう頻繁に使うようになるぞ。
※
そう言えば、当時、ディスクグラインダーは安いもので
4~5千円だったか。
その何年か後に、この手の工具類の廉価版が
DIY用にじゃんじゃん発売された。
グラインダーでもブロアーでもサンダーでも
3千円程度で買えるようになって驚いたものだ。
※
そんなことを差し引いてでも、
本当に、道具はとっとと買ったほうがいいと思う。
できることが増える。
作れるものが広がる。
それは、人との関わりも多くして、人生を豊かにさえするのだ。
※
斧の鉄に穴があいていて、その穴に柄の先が差し込んである。
柄の先は先細りに削ってある。
斧を使っているうちに、斧の鉄部分が柄に食い込んでいって、
柄がちょいと削れていく。
それがつっかえる形になって、そこ以上に柄に刺さらないからグラ付く。
ああ、言葉で説明するのって難しい。
つっかえになっている部分を削り直す。
鉈(なた)を使って、ちょこちょこ削る。
削りたい部分に鉈の刃をあてがって、
全体を小さくストンと落とす。
こうすれば、狙った位置に、小さく力を掛けることができる。
これも言葉で説明するのは難しい。
もう、自分のメモになればいいや、という気持ちで書いてみている。

※
柄の、くさびの打ってあった隙間の所が
朽ちている。
今回、この分をばっさり切り落として、
新たに削り直そうかと思ったが、
そこまでしなくても良さそうだと判断した。
朽ちている部分を少し削り、
くさびを大きめに入れることにした。
板きれの端っこを、三角形に鋸で切る。
これをくさびとする。
柄を斧鉄の穴に差し、くさびを入れて、
くさびを打ち込む。
最後に、斧を上にして柄の尻を地面にストンと落とす。
こうすると、しっかり嵌まる。
完成。

※
さっそく、薪を割った。
日本語って面白い。
丸太を割って薪にすることを、「薪を割る」と言う。
「飯を炊く」や「湯を沸かす」もそうだ。
正確に言ったら「米を炊いて飯にする」や「水を沸かして湯にする」だろう。
「会場を設営する」なんてのもそういうことだ。
「鼻くそをほじくる」もそうかな?
いやちょっと違うか。
いややっぱり、「鼻の穴をほじくって鼻くそを取る」のだから、同種の表現か。
えーと。
薪を割った。
斧がしっかりしていると、力がしっかりと伝わるのだろうか。
いつもより堅めの木も、いつもよりもすんなりと割れる気がする。
心地よい。
早く修繕すりゃ良かった。
やっぱり道具の手入れは大事。
思いっきり振り下ろして、ドスンと丸太に打ち込む。
一振りごとに、斧の頭部がグラついてしまう。
柄の尻を下にして、硬い地面にストンと落とす。
すると、斧がまたガッチリ嵌まる。
しかし打てばまたグラつく。
柄の先端の木が傷んで、くさびが利いていない。
そろそろ、柄の先を切って、削り直して、
くさびも新しくしなければ。
と思って、1年以上経つ。
※
いい加減、作業しにくいので、修繕することにする。
斧の先端を外す。
緩んでしまっているので、簡単に外れる。
外してしまえば、もう薪割りはできない。
できないと困るので、さすがの私も修繕をするだろう。
と、この状態でまた2週間くらいほったらかし。
※
今年の分の薪が終わりそうだ。
古い材の朽ちかけたのを、チェーンソーで切る。
あっという間に作業は終わる。
これで何日分になるか。
割ってない丸太がいくつか有る。
あれを割ればまた何日分かになる。
斧が必要だ。
切羽詰まってやっと、斧の修繕に取り掛かる。
何がそんなに面倒なのやら。
ただ着手しないだけだ。
この頃、蔵書の整理というオオシゴトのために
ちっと疲れているようだ。
※
確か、前に斧の柄をすげ替えた時に、
ブログに書いた記憶が有る。
探してみた。見付かった。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/e78456561644b132545b5ed4efe2a27d
2012年2月とな。
11年、もったのだ。
ん?なぜ「削る」作業に電ノコを使っているのだろう?
なぜグラインダーじゃないのだ?
なぜならば。
この時はまだ、ディスクグラインダーを買っていないのだ。
では、いつ買ったのか。
確か、玄関の扉を塗り替えるために、前の分厚い塗装を剥がすために買ったのだ。
探してみた。見付かった。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/679d54eb4671397d3462e6c42ac57326
2012年6月。
なるほど。
斧の柄を削る時も、きっと「グラインダーが有れば楽なんだがな」と思ったのだろう。
そして、欲しい気持ちが高まっていたのだろう。
早く買え。
おまえはその道具をけっこう頻繁に使うようになるぞ。
※
そう言えば、当時、ディスクグラインダーは安いもので
4~5千円だったか。
その何年か後に、この手の工具類の廉価版が
DIY用にじゃんじゃん発売された。
グラインダーでもブロアーでもサンダーでも
3千円程度で買えるようになって驚いたものだ。
※
そんなことを差し引いてでも、
本当に、道具はとっとと買ったほうがいいと思う。
できることが増える。
作れるものが広がる。
それは、人との関わりも多くして、人生を豊かにさえするのだ。
※
斧の鉄に穴があいていて、その穴に柄の先が差し込んである。
柄の先は先細りに削ってある。
斧を使っているうちに、斧の鉄部分が柄に食い込んでいって、
柄がちょいと削れていく。
それがつっかえる形になって、そこ以上に柄に刺さらないからグラ付く。
ああ、言葉で説明するのって難しい。
つっかえになっている部分を削り直す。
鉈(なた)を使って、ちょこちょこ削る。
削りたい部分に鉈の刃をあてがって、
全体を小さくストンと落とす。
こうすれば、狙った位置に、小さく力を掛けることができる。
これも言葉で説明するのは難しい。
もう、自分のメモになればいいや、という気持ちで書いてみている。

※
柄の、くさびの打ってあった隙間の所が
朽ちている。
今回、この分をばっさり切り落として、
新たに削り直そうかと思ったが、
そこまでしなくても良さそうだと判断した。
朽ちている部分を少し削り、
くさびを大きめに入れることにした。
板きれの端っこを、三角形に鋸で切る。
これをくさびとする。
柄を斧鉄の穴に差し、くさびを入れて、
くさびを打ち込む。
最後に、斧を上にして柄の尻を地面にストンと落とす。
こうすると、しっかり嵌まる。
完成。

※
さっそく、薪を割った。
日本語って面白い。
丸太を割って薪にすることを、「薪を割る」と言う。
「飯を炊く」や「湯を沸かす」もそうだ。
正確に言ったら「米を炊いて飯にする」や「水を沸かして湯にする」だろう。
「会場を設営する」なんてのもそういうことだ。
「鼻くそをほじくる」もそうかな?
いやちょっと違うか。
いややっぱり、「鼻の穴をほじくって鼻くそを取る」のだから、同種の表現か。
えーと。
薪を割った。
斧がしっかりしていると、力がしっかりと伝わるのだろうか。
いつもより堅めの木も、いつもよりもすんなりと割れる気がする。
心地よい。
早く修繕すりゃ良かった。
やっぱり道具の手入れは大事。
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