犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ベッドに横になる動作

2019年01月25日 | 介護ウチのバヤイ
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。

他のネタで書きたいのだが、日々、何かと新ネタが有るので、
介護ばなしばかりになり、自分は退屈である。



今日の午後からショートステイに入る。
5泊して帰って来る予定だ。
あっという間だ。
何ができるだろう。
せいぜい、今後の生活の準備か。
このところ慌ただしかったため、乱れてしまった自分のココロと部屋を片付けるか。



定期巡回介護サービスは、ショートステイに入る日には受けられない。
重ねて利用することはできないのだ。
だから、今日は介護士さんが来ない。

積もり溜まった鬱憤は表面張力で膨れている。
一滴ぽとりと落ちただけで爆発しそうなニトロ人間。
そんなふうで、母と接して大丈夫なのか。

友人Vが「今日からショートだと思えば大丈夫でしょ。」と言う。
そうね、そう思うことにしよう。
今後もそう思えるかということは措いておいて、
今日はひとまずそう思って過ごそう。
とりあえず今日は、っていう態度は大事だなあ。
薬物依存症の人が「ともかく今日はやめよう」と言うのと似ているような。



自分が依頼したり、ケアマネさんが考えてくれたり、
介護士さんたち自身が考えてくれたりして、
定期巡回の際にやることのマニュアルができている。
今日はむしろ、それを思い出しながら私がやる、という感じだ。

朝6時、ベッドに行くと、布団から足がはみ出ている。
ベッドサイドのポータブルトイレからベッドに無事に戻ったが、
ポータブルトイレの手すりに足が引っ掛かって、ベッドに入れない。

まずは一旦起き上がってもらい、ベッドの端に腰掛けてもらう。
起きたついでに、朝の薬を飲んでもらう。
オムツとパッドが濡れていないかチェックする。
そして、
座っている位置を少し右にズレてもらう。
そこでなるべく深く座り直してもらう。
そこから横になってもらう。

この時、手すりに足が引っ掛かるのだが、
それは、上半身を倒しきらずに脚を上げようとするので無理が有るのだ。
もう一度起き上がってもらい、安心して倒れて良いのだということを再確認して、
横になってもらう。
足は手すりの20㎝くらい上まで浮いている。

全ての動作を自分でやってもらうのは、
自分一人の時にもベッドに自分で寝られるためにだ。
本人は納得して感心している様子だが、
これで覚えるわけではない。

うまくベッドに足が乗った。
次に掛布団を自分で掛けてみてもらう。
引き寄せ方が間違っている。
角を掴んだ右手を右に持ってくる、などという指示を出す。
でも足は出たままである。

上半身を右にずらしてもらう。
途中で止まる。脚は元の位置のままなのだ。
左足を左に一歩ずらして、右足をそれに添えて、というのを繰り返すように指示する。
そうやっていくうちに、布団の中に足が納まるでしょ。

一人でできるように介助せず説明だけするのだが、
憶えられないのだったら結局のところ一人の時にできないではないか。
という問題は有る。
困ったもんだ。



横になれたところで、目薬をさす。
以上の事の合間に、ポータブルトイレを片付ける。



今6時半です。と答えると、
「9時のお薬を飲むために、ポタージュスープを飲まなきゃ。」
と起きようとする。
違う。

今、朝の薬を飲んだのだから、それが効くまで30分くらいはベッドで横になっているんです。
薬を飲んだ直後はまだ薬が効いていないから、身体の動きは悪くて、
歩き回ったら危ないんです。

という、毎朝の説明をする。
と、ここまででおよそ50分。
横たわるのを介助してしまえば、20分くらいで済むのだが。



明日も介護の話題かもなー。

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